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フリーランス(的なひとたち)のための経営note

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フリーランスや、フリーランスになろうかどうか考えているひとたちのためになったり、ならなかったりする雑文をまとめてみました。
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2019年3月の記事一覧

40歳・社長の自分から、30歳・全力フリーランスの自分へ。

とりあえずmixi日記さらしておこうか ※ごめんなさい実用性のある話を読みたい人は2段落目からがおすすめです 拝啓 30歳くらいの森田くんへ。くん?さん? どっちも気持ち悪いな。まあ、いいや、お前さんへ。 10年後……つまり、2019年3月のお前さんですよ。 さっき確認のために10年前のmixi日記を見てみたんだけど、けっこう働いてるねえ。あ、そうそう、まだmixiは存在してるよ。あ、でも、もう招待制じゃないよ。こういうときにしか見ない感じになったなあ。しかし、SNSの

フリーランス時代に直面した「知られていないこと」の恐怖と、「知られる」の数値化について

1st Question:あなたは誰ですか? こんなこと自分で言うのもなんですが、僕の講座(だいたいライティング系)はけっこう集客力があるらしくて、オープンイベントでも、官公庁の研修でも、たいがい満席近くなります。ここ数年、自分でも不思議なくらいの盛況ぶりが続いているわけですが、実際、本気で自分でも不思議だと思っていたので、開けてはいけないパンドラの箱を開けてしまったわけですよ。 「ええ、本日も一杯のお運びでありがとうございます。ところで、この中で、僕のファンだと言う方、書

はぐれコピーライターが勝手に編み出した、ポートフォリオ編集入門

居酒屋ですれば説教になる。 noteに書けばコンテンツになる。なんなんですかね。歳のせいなのか。あるいは決算前にして過去最高の業績が確定して(社員たちのおかげだから自慢しときます!)気が抜けてしまったのか、はたまた半年以上にわたってディレクションとコピーワークを担当していた「八王子ブランドメッセージ」のプロジェクトが一段落したからなのか……妙に自分の経験を言語化することに熱が入ってしまっています。 ここ最近書いてきた フリーランスと「生々しい経営」について にしても、それで

「脱社畜」の向こう側に潜む「ブラックフリーランス」という闇

■「社畜」=30年近く前の流行語先に言っておきたいんですが、僕は「社畜」という言葉がちょっと嫌いです。自虐ネタとしても、被害者っぽい愚痴としても、なんか「残念な人たちだなあ」としか思えないし、家畜に失礼なんじゃいかとさえ思うわけです。いずれにしても誰も得しない言葉だよなあとは思います。 ただ、これは、僕が「社畜」な状態になるまで会社勤めができる耐性・適性を持ってないだけだったりするので、ぶっちゃけ社会人としてのスペックは間違いなく僕の方がだいぶ低いので、怒らないでおくんなさ