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フリーランス(的なひとたち)のための経営note

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フリーランスや、フリーランスになろうかどうか考えているひとたちのためになったり、ならなかったりする雑文をまとめてみました。
運営しているクリエイター

#コピーライター

「制作会社の安定」と「個人の成長」の間にあるジレンマ

僕は社会に出てから独立するまでの約6年間で3社ほど「制作会社」という業態で働いていました。制作会社の定義は色々ですが、基本、その名の通り、「受託制作を主たる業務とする」会社です。 で、この制作会社というものを、いつの間にか自分が経営する立場になって(僕がやってるRockakuが制作会社なのかどうかはよくわからなりつつありますが)、「制作会社を安定させる方法」と、「所属するクリエイターたちを成長させる方法」って、極めて相性がよくないというか、合理的には交わりにくいってことに気

クリエイター(的職域)の事業ドメインについて考えてみる

なぜ、言葉にまつわる仕事ばかりが舞い込むんですか? ども。Rockakuっちゅうコピーライター事務所の代表やってる森田です。今回のテーマはこの書き出し↑1行目で言う「コピーライター事務所」みたいな言葉の話。自分の仕事をカテゴライズする看板というか……ちょっとそれっぽく言えば「事業ドメイン」についてです。 現在、弊社ではコピーライターを募集しているんですが、エントリーメールとか面接とかの過程でこんな話がよく出ます。※採用は2019年の話です 「なぜ、言葉にまつわる仕事ばか

40歳・社長の自分から、30歳・全力フリーランスの自分へ。

とりあえずmixi日記さらしておこうか ※ごめんなさい実用性のある話を読みたい人は2段落目からがおすすめです 拝啓 30歳くらいの森田くんへ。くん?さん? どっちも気持ち悪いな。まあ、いいや、お前さんへ。 10年後……つまり、2019年3月のお前さんですよ。 さっき確認のために10年前のmixi日記を見てみたんだけど、けっこう働いてるねえ。あ、そうそう、まだmixiは存在してるよ。あ、でも、もう招待制じゃないよ。こういうときにしか見ない感じになったなあ。しかし、SNSの