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Free - Isle of Wight 1970

 Twitterで知っただけなのだが、まさか今こういう作品が別途CDでリリースされるのは果たしてどういう意味合いなのだろうか、と不思議に思うくらいのリリースとなったフリーのワイト島ライブの当然ながら音だけのアルバム。DVDでリリースされてて、そこも確か音だけ完全版的なのあった気がしてたけど、それも古い話だから今どきの機材で綺麗にしてきちんと残しておこうという意図であればありがたい代物になる作品。その昔はブートレッグで登場してものすごい話題になった事もあったが、それももうン十年前の話なので自分の知識の古さをアップデートしていかないといけない。今更ながら改めて聴いても唯一無二の個性を放つバンドとサウンドで、どれだけ音をデカくしてもうるさくない不尻なロックバンド、いや、ブルースロックバンド。今も昔もポール・ロジャーズの歌声は変わらないし、今の方が更に歌が上手くなってるのだから恐れ入る。

この辺ならChatGPTも頑張れるかな、と思ってちょいとプロンプトを増やして書かせてみたのがコチラ↓

Freeは、1968年に結成されたイギリスのロックバンドで、ヴォーカリストのPaul Rodgers、ギタリストのPaul Kossoff、ベーシストのAndy Fraser、ドラマーのSimon Kirkeからなる4人組で、彼らはブルースロックの要素を取り入れつつ、力強いヴォーカルと感情豊かなギタープレイで知られ、特に1970年代初頭に大きな成功を収めました。

1970年、FreeはIsle of Wight Festivalに出演し、そのパフォーマンスは彼らのキャリアにおいて重要な出来事となり、また、彼らのライブは、彼らが持っていたエネルギーと情熱を余すことなく表現したもので、多くのファンや批評家から高く評価され、バンドの結成当初から、Freeはブルースロックの枠を超え、他のジャンルからも影響を受けていましたが、彼らの初のアルバムである『Tons of Sobs』(1969年)や、その後の『Free』(1969年)は、バンドの成熟した音楽スタイルを示していましたし、本当のブレイクスルーは『Fire and Water』(1970年)によって訪れました。

このアルバムに収められた「All Right Now」は、バンドの最大のヒット曲となり、その積極的なリフと熱いヴォーカルで一躍彼らを有名にしましたが、この成功により、Freeはアメリカでも注目を浴び、国際的なスターダムにのし上がる過程に入りました。そして、Isle of Wight Festivalは、1970年8月30日に開催された音楽フェスティバルで、その時点で既にウッドストックなどと並ぶ大規模な音楽イベントとして知られており、Freeはこのフェスティバルでプレイする機会を手に入れ、数多くの他の著名なアーティストと同じステージに立ちました。

彼らのパフォーマンスはまさに熱狂的であり、特に「All Right Now」の演奏は観客を魅了しました。彼らは音楽的な実力だけでなく、ステージ上でのパフォーマンスでも観客を引き込むことに成功した事で、このライブは、Freeが本格的なライブバンドとしての地位を確立し、その実力を世界に示す場となり、批評家たちはこのライブを絶賛し、Freeの音楽がスタジオレコーディングだけでなく、ライブパフォーマンスでも素晴らしいものであることを確認しました。彼らの演奏は感情豊かで力強く、特にPaul Rodgersのヴォーカルはその場にいる全ての人々の心をつかんで離しませんでした。

Isle of Wightの舞台裏では、バンドメンバーはバンドが新たな段階に進むことを感じており、成功したシングル「All Right Now」に続き、バンドはアルバム『Highway』(1970年)をリリースし、その中でさらに幅広い音楽性を示し、このアルバムは「The Stealer」や「Be My Friend」といった曲が収められ、バンドが持つ多様性と成熟度を証明しました。

Isle of Wightでのライブは、Freeにとってターニングポイントとなり、このパフォーマンスにより、彼らの人気は急上昇し、国際的な注目を集めることとなりました。これはバンドのキャリアにおいて大きな飛躍であり、彼らがその後も精力的に活動し続ける原動力にも繋がり、彼らの音楽は、その後の数十年にわたり多くのアーティストに影響を与え、特にハードロックやブルースロックのシーンにおいて、Freeの足跡は大きく残りました。Paul Rodgersの力強いヴォーカルスタイルは多くのシンガーに影響を与え、Paul Kossoffのギタープレイは数多くのギタリストに敬意を払わせました。

総じて、Isle of Wight 1970のライブはFreeにとって転機となり、その後の成功への礎を築いたもので、彼らの音楽は多様性とエネルギーに満ちており、そのライブパフォーマンスは彼らの才能と情熱を最大限に引き出したものでした。これはまさに彼らが新たな段階に進むための起爆剤となり、その後のアルバムやライブでさらなる成功を収める原動力となりました。


好きなロックをひたすら聴いて書いているだけながらも、聴くための出費も多くなりがちなコレクターの性は皆様もご承知の通り、少しでも応援していただければ大感謝です♪