ロックフェラー財団が支援する人と地球のための世界エネルギー同盟（GEAPP）は、UAEで開催されるCOP28期間中にバッテリーエネルギー貯蔵システム（BESS）に関する世界的コンソーシアムを立ち上げる準備を進めている。

ロックフェラーの電力・気候担当上級副社長アシュビン・ダヤル氏は、インドの金融日刊紙ミントに、このコンソーシアムは主にコストを削減し、蓄電池の導入という点で配電会社の価値提案を解き放つことを目指すと語った。

「私たちは今年、世界的なBESSコンソーシアムを設立しました。 COP28で正式に発表する予定です。したがって、私たちはさまざまな国の集まりを一つにまとめようとしているのです」と彼は付け加えた。

このコンソーシアムは、バッテリーエネルギー貯蔵を導入することで、アフリカ、アジア、ラテンアメリカ、カリブ海地域のエネルギーシステムを変革することを目指しています。多国間の開発銀行が金融パートナーとして参加する一方、技術パートナーには電池エネルギー会社が含まれる。

同氏は、「われわれの目標は、先行者10カ国を獲得することだ」と述べ、今後7～10年以内にアジア、アフリカ、アフリカの約20の発展途上国で約90～100ギガワットの容量の蓄電池を設置する必要があると見積もった。ラテンアメリカ。

ロックフェラー財団とイケア財団やベゾス地球基金などのパートナーは、2021年のCOP26でGEAPPを設立するために100億ドルを投資した。