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米財閥ロックフェラー家当主 海洋資源保護の必要性訴え 長門

海の環境を守る取り組みについて話し合うシンポジウムが長門市で開かれ、アメリカの財閥、ロックフェラー家の当主らも登壇して、海洋資源の保護の必要性などを訴えました。

長門市のホールで開かれたシンポジウムにはおよそ250人が訪れました。
はじめに、各国で海洋資源の保護活動を行っているアメリカの財閥、ロックフェラー家の当主、デイビッド・ロックフェラー・ジュニアさんが妻のスーザンさんとともに登壇し、基調講演を行いました。
この中でロックフェラー夫妻は、違法な操業によって海産物が乱獲されている状況を改善すべきことや、環境に配慮して漁獲された海産物であることを示すラベルをつけることを進めるべきだなどと訴えました。
このあと、環境保護に取り組むパネリストのシンポジウムが行われ、服飾デザインの専門家からは、海岸に漂着して海洋汚染につながっているカキ養殖用のパイプを使ってドレスを作った取り組みなどが紹介されました。
シンポジウムを企画した山口県立大学の水谷由美子名誉教授は「世界の最先端で環境保護をしているロックフェラー氏の話が聞けて来た人も喜んでいました」と話していました。

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