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【スピーカーケーブルを作りました】

パソコンで音楽を聴きます。これまではヘッドホンやイヤホンで聴いていました。でも耳が疲れます。スピーカーで自然な感じで聴きたい。ということで、小型のD級アンプ(デジタルのスイッチングアンプ)をパソコンのオーディオ端子に繋ぎ、それにスピーカーを繋ぎました。

今回は、ケーブル作りです。なお、作業中にケーブルや端子の金属部分を手で触わりますと、油や汗の薄い膜が出来て、そこに接触抵抗が発生します。最近のスピーカーのインピーダンス(交流抵抗)は4Ω(オーム)と非常に小さいので、わずかな接触抵抗でも大きく音に影響します。高い音と超低音が曇って、寝ぼけた音になります。また将来錆になります。簡単な作業ですが、全て手袋をつけて行います。もし金属部分を手で直接触った場合は、パーツクリーナと接点復活剤で丁寧に洗浄します。

【写真1】先日、スピーカーの端子が壊れたので、バナナプラグ用のターミナルに交換しました。プラグの先端が割れており、バナナの房のように見えるのでバナナプラグと言います。【写真2】金メッキされた金属製のバナナプラグと、高純度無酸素銅の太いスピーカーケーブルです。【写真3】バナナプラグはねじ式です。スピーカーケーブルの端部の被覆を5mmくらい剥がして、バナナプラグのキャップ側に通します。【写真5】先端部分を広げてつぶします。あるいは、線の先端を纏めて直角に曲げ、プラグ本体の横穴に逃がします。【写真5】バナナプラグのキャップのねじを締めます。つぶした銅線の先端部分と、金メッキされたプラグが圧着されて、直接繋がるので、内部抵抗が少なくなります。

【写真6】アンプに繋ぐ側のケーブルの端です。ニッパーで切れ目を入れても良いのですが、ニッパーで切ると必ず中央がずれてしまいます。ここでは、カッターで切れ目を入れて2本に裂きます。先端部分の被覆をを10mmほど剥がします。【写真7】銅線部分をねじります。【写真8】銅線の先端に半田を染みこませて固めます。これは、ショートや接触不具合の原因になりますので、銅線が広がらないようにするためです。なお、ケーブルに半田がつきますと接触抵抗が発生します。そのため、銅線の先端部分で、アンプの端子に直接接触する部分には半田をつけません。【写真9】これでスピーカーケーブルのできあがりです。【写真10】ケーブルのスピーカー側です。【写真11】ケーブルのアンプ側です。【写真12/13】ケーブルのバナナプラグをスピーカーに差します。【写真14】半田付けした側のケーブルの裸線ををアンプに繋ぎます。良い感じにできました。

スピーカーケーブル図1