渚をはしる　ふたりの髪に
せつなくなびく　甘い潮風よ

あんちくしょうの噂を　きいたらすぐに教えて
地球の果ての町でも　逮捕に向かうつもりよ

待っているかい　オレの帰りを　窓辺にもたれて
髪にはあの日の　黄色いリボン

弱い私は噂の女

さよならは　別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束

少しだけにじんだアドレス
扉にはさんで帰るわあの日に

顔もみたくないほど
あなたに嫌われるなんて
とても信じられない
愛が消えたいまも

砕けてしまった土星のように
淋しい星でした
それでもあなたと歩いた星ですね

疑うことを覚えて
人は生きてゆくなら
不意に愛の意味を知る

身構えながら　話すなんて
ああ　おくびょう　なんだよね