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帝王の為にある帝王賞

宝塚記念の散々たる結果に如何わしいお店の予約をキャンセルした私、ここはもうJpn1帝王賞で巻き返すしかないじゃないか。

ただまぁ9頭立てとは寂しい事。。。
しかもサウジ帰り後の平安S完勝で万全体制の昨年覇者テーオーケインズ。
昨期で引退する予定も撤回し、アンタレスSで59.0ながら出遅れて見事な追い込み勝ちしたオメガパフューム。
ドバイWCで怒涛のイン突き追い込みで3着好走したチュウワウィザード。
これらの既成勢力3強が揃って出てくる上に地方所属馬はノンコノユメ以外は有力馬は軒並み回避。
これは固そうなレースになりそうだ。


なので紛れも無さそうなのでデータ分析はせず、全頭分析しようと思う。

1-1 スワーヴアラミス 中央栗東・須貝
牡7 57.0 松田
かつて愛しのミシェルちゃんがWASJで乗って圧巻の差し切りをした4歳時が懐かしい。
あの頃はとんでもない馬が出てきたと思っていたが、単に北海道が得意だっただけ。
今年は大した有力馬もいなかったG2東海Sを勝ってるが、その後G1フェブラリーS惨敗、平安Sをテーオーケインズに1.1千切られる5着。
1900mまでしか勝ち経験がなく、かと言って1700m以下では出番がない。
地方競馬場経験も白山大賞典のみと、ここで来る要素は何もない。


2-2 オメガパフューム 中央栗東・安田翔
牡7 57.0 M.デムーロ
引退すると言っておきながら撤回でそんな甘いもんじゃないだろうと思いながら見ていたアンタレスS。
主戦M.デムーロが皐月賞騎乗の為、代打横山和で出走。
レースは出遅れであーあと思っていたら目の醒めるような末脚で上がり馬グロリアムンディに完勝。
引退させようとしていた馬とは思えないパフォーマンスを見せた。
大井2000mは東京大賞典4連覇が示す通り大得意なコースだが、なぜかこの帝王賞は4歳時に勝って以来負け続けている。
しかもその時乗っていたのはD.レーン。
ミルコに戻ってから2着、5着と相性が悪い。
この馬は暑いこの時期があまり得意ではないのか、ミルコが夏の大井が苦手なのか。
これは定かではないが帝王賞ではこの馬は今一歩である事には変わりない。
東京大賞典自体に中2週前にあるG1チャンピオンSの勝ち馬が出て来ない事で帝王賞と比較してJRA招待メンバーの質が落ちるのは否めない。
少なくともここ数年は東京大賞典の2.3着馬
21年 2着クリンチャー、3着ウェスタールンド
20年 2着カジノフォンテン、3着ウェスタールンド
19年 2着ノンコノユメ、3着モジアナフレイバー
はやや手薄感があるのに対し。
帝王賞は
21年 1着テーオーケインズ、2着ノンコノユメ 3着クリンチャー
20年 1着クリソベリル、2着オメガパフューム、3着チュウワウィザード
19年 1着オメガパフューム、2着チュウワウィザード、3着ノンコノユメ
とまず20.21年帝王賞勝ち馬は東京大賞典ではなくチャンピオンSに出ているのと、
東京大賞典の2.3着馬に地方所属馬カジノフォンテン、モジアナフレイバー、中央では1枚落ちるウェスタールンドなどがおり、これらと昨年までの帝王賞出走馬と比較するとレベル的に帝王賞の方が高いと思う。


3-3 ノンコノユメ 地方大井・荒山
セ10 57.0真島大
元JRA所属でフェブラリーSを勝ったのは6歳時。
2019年に大井所属となって迎えた帝王賞では3着、20年は5着、21年はテーオーケインズの2着と好走している。
今年もブリリアントカップ3着、大井記念2着とそれなりに好走しているが、何せ脚質から安定感はない。
来てもおかしくないが、来なくても納得できる「ハマれば来る」馬。
人気もそれなりなので、ヒモ候補には出来るかな。


4-4 ネオブレイブ 地方大井・米田
牡6 57.0 笹川翼
元JRA所属馬もOPに上がってから馬券内に入れず、転厩した大井でも変わらない。
圧倒的な力不足。


5-5 オーヴェルニュ 中央栗東・西村真
牡6 57.0 福永
スワーヴアラミス同様この馬も1900m以上の好走歴なく、今年に入ってからも凡走続き。
中央の時計が出る軽いダートの方が良く、地方競馬交流では結果が出ておらず、ここは厳しい。


6-6 チュウワウィザード 中央栗東・大久保
牡7 57.0 川田
前走ドバイWCではこの馬には珍しく後方待機で差して3着だったが、どちらかというとついて行けなかった所、他馬がバテた感は否めない。
また、地方競馬交流ではそれなりに結果を出しているが、大井に関してはこの帝王賞のみの出走で2.3.6着。
昨年は海外2戦後の出走でレース後骨折が判明してのものではあるが、今年が昨年より良いという事も考えづらい。
対テーオーも勝負付けは済んでいる所もあって、逆転は厳しいだろう。
あとは他馬との比較で2〜3着までで、ここがドバイ帰りの点を今年も嫌いたい。


7-7 クリンチャー 中央栗東・宮本博
牡8 57.0 森泰斗
昨年末オメガパフュームを直前まで苦しめた東京大賞典2着後、58kgを背負った名古屋大賞典を連覇。
負かしたケイアイパープルはその後アンタレスSではオメガパフュームの0.5差5着、平安Sではテーオーケインズに2着なので、それなりに骨っぽい相手ではあった。
今回は他馬が行かない分逃げる形になると思うが、この少頭数で森泰斗起用は妙味ある。
他馬がもたつくならば逃げ残りは十分考えられる。


8-8 テーオーケインズ 中央栗東・高柳大
牡5 57.0 松山
昨年帝王賞圧勝後、小回り金沢のJBCクラシックをコーナー振られて4着だったが、その後のチャンピオンSは2着チュウワウィザードに1.0差のぶっちぎり圧勝。
この時にこの馬が既成勢力に負ける事はもうないだろうと思わせる結果となった。
年齢からもまだ成長も伺える上に、新興勢力もいないここで負ける要素は考えづらい。
前々走海外サウジカップは馬場とスピードが合わず凡走も、帰国初戦の平安Sを59.0kgを背負い上がり35.9で完勝。
ある程度前に行けるタイプなので他2強とは取りこぼしが少ない為、連覇の可能性は高いと見る。
雨が降ろう物なら圧勝すらある。


8-9 メイショウハリオ 中央栗東・岡田稲
牡5 57.0 浜中
昨年みやこSで初重賞勝利後のチャンピオンSはテーオーケインズの7着に敗れたが、1.4秒差なのでテーオー以外にはそれ程負けていない。
年明けてG3マーチSを1.50.2の好タイム勝ち後の平安Sではテーオーケインズに0.7差3着。
力の違いは見せられた形だが、チャンピオンSより0.7詰めている点からこの馬なりに成長は伺える。
あとは他2強がもたつくようならば、馬券内も考えられるが、後ろから行く脚質は有利とは言えない。


結論!
◉8テーオーケインズ
○7クリンチャー
▲ 3ノンコノユメ
△ 2オメガパフューム


馬券は3連単1頭流し
1着 8
相手  2.3.7

計6点で印に合わせ展開して行こうと思う。

ここを取って俺の帝王を立てられるかは結果次第だ。

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