会うは別れの始め
今日もよい天気。花粉で目が少々痒かった。
3月いっぱいでおいとまをいただくことにしたお宅が2軒。
そのうちの1軒は、金曜のお客さまで、一人暮らしの90歳の旦那さま。
大きな出版社の元社長さんだったそう。穏やかで静かで、毎週お会いすると、天気の話をして、ここのところは花粉症の話、あとは施設に入居されている奥さまの近況を少しだけ、たまにお話しするくらい、と、会話らしい会話はしたことはないけれど、どこかかわいらしくて(笑)あたたかくて、とっても素敵な方なのです。
今日、今月でおいとまをいただくことを話すと、とても残念そうにしてくださって、こちらを辞めることは苦渋の決断だったので、帰り道、駅までの道のりで、また更にこの選択でよかったのか、考えこんでしまいました。
けれどね、思ったの。
4月から新しい家政婦が伺うことになっている。
旦那さまにとっては新たな出会いで、新たな出会いってわくわくするに決まってる。卒業式と入学式のようなものよね。
って。
家政婦紹介所もとっておきの家政婦を紹介すると言っていたし。
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