リメイク版『ゼルダの伝説 夢をみる島』で再現されていて欲しい5つの要素

皆さん、こんにちは。バイオRE:2でもちゃんとウェスカーの机にレベッカの盗撮写真フィルムが隠されていてニッコリしたロッズです。

突然ですけど、昨日のニンテンドーダイレクト観ましたか? 凄かったですね。私は寝過ごしちゃって10時くらいに発表内容だけ確認したんですけど、危うく職場にいることも忘れて絶叫しそうになってしまいました。
そう、出ちゃうんです。
あの!! ゲームボーイ屈指の名作!! 『ゼルダの伝説 夢をみる島』のリメイクが!! Nintendo Switchでやっぱりね!! 

オリジナルが発売されたのは1993年、実に26年前のことです。当時小学生であり生粋のゲームボーイっ子だった私は、そりゃもう夢中になって遊びました。どれだけ夢中だったかと言うと、リンクになりきって下校時に目についた草を棒でしばきまくったり、スコップで家の庭を穴ぼこだらけにして親に怒られたりしたくらいです。初めて遊んだゼルダシリーズが夢をみる島だったこともあって、今でも特別な思い入れのある作品ですね。

さて、名作のリメイクということでやはり気になるのは、原作にあった要素がどれだけ再現されているのかということではないでしょうか?
30秒ほどのゲームプレイ映像を確認した限りでも、その再現度はかなり高いように見えますが、細かい部分はどうなのか。

そんなわけで、今回は私がリメイク版『ゼルダの伝説 夢をみる島』で再現されていて欲しい5つの要素を、独自視点でピックアップしていきたいと思います。
それでは、参りましょう!

その1:「剣を入手したときの回転斬りで死ぬウニ」

言いたいことは分かります。そうですよね。さすがにこれはないですよね。
いくら掴みとは言え、こんな夢をみる島をプレイした人間なら誰でも思い浮かぶことを挙げるなんて、陳腐すぎますよね。でも挙げちゃいます。

念のため説明しておくと、本作のリンクは島に漂着した所を助けられた身なので、最初は盾しか持っていません。名前入りの愛剣は浜辺に(なぜか柄の部分から)突き刺さっているのですが、目の前をウニが邪魔していて通れない状態となっています。とは言っても、ウニは盾で押せば簡単に動かせるので、剣自体はゲーム開始直後すぐに入手できます(剣を取るまで限定で流れるBGMいいよね)。

さて、ここからが本題です。剣を入手するとお馴染みのテーマ曲が流れ始め、愛剣を取り戻した嬉しさでテンションが爆上げになったリンクは、その場で回転斬りを繰り出します。実はこの回転斬りにはしっかりと攻撃判定があるので、道を塞いでいたウニを念入りにどかしてしまうと、剣の射程内にウニが入ってしまい回転斬りが直撃して死んでしまうんです。リンク、コホリント島での初めての殺害。完全にうっかり事故ですね。

道幅分ウニをどかしただけだったり、上のルートから浜辺に侵入した場合は拝めないこの衝撃映像。自分としては夢をみる島をプレイする上での通過儀礼のようなものなので、これが再現されているかどうかで、リメイク版へのその後のモチベーションすら左右しかねないほど重要な要素と言えますね。まあ、皆さんもおそらくそうでしょう。

え、あのウニどこかで見たことある? ウニの空似でしょう。大体無敵じゃないし。

その2:「ワンワンに食われる とたけけ」

タイトルだけ見て泣いてしまったキッズの皆さん。安心してください。食われるのは、ギター弾きの犬キャラでも、戸高一生さんでもありません。

夢をみる島には「とたけけ」という名前の猿が出てきます。この猿はリンクを見かけるや否や、無限に椰子の実をぶん投げてくる大変危険な猿です。まれに椰子の実に紛れてしれっと爆弾まで投げてくるという、通常ミサイルの中に核ミサイルを混ぜて撃ち込んでくるブライト艦長ばりの凶悪さを見せてきます。
しかもこの猿、無敵なんですよ。もう目をつけられたら逃げるしかない。逃げ惑うリンクを見て椰子の木の上から嘲笑うことをライフワークにしている悪魔の猿です。海岸付近に1頭しか存在しないのが幸いですね。

しかし、そんなヤツにも唯一の弱点があります。それがワンワンです。
色んなところで見たことのあるキャラクターがひしめくコホリント島には、あの見るもの何でも食いつく凶暴なワンワンも存在しています。
ゲームが進むと、このワンワンを散歩する機会に恵まれるのですが、実はこのタイミングでワンワンを とたけけのもとへ連れて行くと、目にも止まらぬ速さで とたけけを捕食してくれるのです。
椰子の実地獄は露と消え、後に残るは弱肉強食の理のみ……。
ワンワン先生! ワンワン先生と呼ばせて下さい!

オリジナル版ではスクロールバグを利用したワープを用いて、本来なら不可能なエリアまでワンワン先生を連れ回せたりもできました。敵にしてみれば堪ったもんじゃなかったでしょうね。

ちなみに、オリジナル版ではネームエントリーで「とたけけ」と入力すると、隠しBGMが聞ける裏技がありました。同じく「ぜるだ」と入力すると聞ける隠しBGMと共に、再現されていたら嬉しいですね。

その3:「空中歩行するマリン」

夢をみる島といえばマリンちゃん。嵐で船が大破して島に漂着してしまったリンクを助け介抱してくれた、歌が大好きな心優しい女の子です。

マリンちゃんに関係する思い出はたくさんありますよね。特にデート中限定で見られるイベントの数々は、開発スタッフのブレーキ壊れたか?ってくらい黒い…いや面白ネタが満載でした。
リンクを尻で潰したり、穴掘りや壺割りに大興奮したり、ニワトリを斬りつけるリンクを怒ったかと思えば急に笑いだして愉悦の表情をしたり、リンクのオカリナ演奏に低評価をくだしたり、クレーンゲームで店主をゲットして出禁になったり(店主が欲しかったと解釈したリンクがショックを受けて走り出す4コマとかありましたね)、正直すべて再現して欲しいのですが、一つずつ挙げてたらたぶんマリンちゃん関係でこの記事埋まってしまうので止めました。

そこで今回は、一つだけに絞ることにしました。それが「空中歩行するマリンちゃん」ですね。
これはLv7のダンジョンであるオオワシの塔をクリアした直後に発生する、塔付近の吊り橋で起こるイベントを、正規の方法以外で解決すると見れてしまう現象です。

足場の抜け落ちた吊り橋に取り残されたマリンちゃん。どうやらモンスターたちに意地悪されたようです。怖くて動けないと震えています。
ここは本来なら、マリンちゃんの後ろ方向にある岩へフックショットを突き刺して、向こう側へ移動する勢いのままマリンちゃんをかっさらうように助けるのが正規の方法です(余談ですが、オリジナルは2Dだったので思いっきりマリンちゃんの身体をフックショットが貫通してたわけで、3Dではこの辺りをどう表現するかも見ものですね)。
しかし、実はここ、ダッシュジャンプを使えばマリンちゃんのいる足場まで行けてしまいます。しかも、その状態でマリンちゃんに話しかけるとイベントが進行してしまい、「わたし、かえるね」と呟くと足場の抜けた吊り橋を平然と歩いて帰っていくマリンちゃんが爆誕してしまうわけです。
「こわくてうごけないよぉ」とは一体。

それ単なるバグだし再現されるわけなくない?と思ったあなた。鋭い! ひみつのかいがら差し上げちゃう!
まあでも考えてみてください。オリジナル版にはそういうバグがあったという前提で、マリンちゃん救出イベントをどう再現してくるか、それはそれで見ものではありませんか。とりあえず、ダッシュジャンプで足場へ乗り移れたら、それだけでもう感動してしまいますね、私は。

その4:「人魚にセクハラ」

これはもう、男子たるもの皆やったでしょう。いや、もうあれやらないとイベントのフラグが立たないってことにしておきましょう。実際ラスボスとも関係してるイベントなんだから、間違ってはいない!
あ、解説いりますか? よぉし、じゃあチャチャっとやっちゃいましょうね。

コホリント島の入り江には、一人の人魚がいます。この人魚、水面から顔だけ出して動こうとしません。なぜなんでしょうかね。きっと何か困っているに違いない! これはもっと接近してみて確かめてみねば!
聞くところによると、この人魚さん、波で水着を流されてしまったそうです。そのせいで身体を外に出せなくなっているというわけですね。なるほどな~。そりゃ難儀だわ~。でもさあ、人間と人魚とではやはり価値観の溝があるわけじゃないですか~。例えば人間なら見られて恥ずかしいものでも、人魚なら全然ウエルカムってこともあるわけですよ〜。だから念のためもっと接近してみて確かめてみねば!

まあド直球に言うと潜って覗くわけです。もちろんそんなことすれば罵倒されます。罵倒しつつ水中を移動して逃げます。でも逃げたって、当然追いかけて覗きますよね。そんなやりとり、2Dだったから良かったものの、3Dでやったらちょっと生々しくなりませんか? とても気になるところです。

その5:「不思議なキノコの粉をキメるバスブロブ」

コホリント島にある森には、不思議なキノコ「ネボケダケ」が生えています。うっかり一口かじってしまうと、「人を化かすタヌキになって進行を妨害してやったが何にも覚えていないばかりかむしろ気持ち良かったわ」みたいな時代が時代なら炎上しそうなことを口走ってしまうので、注意が必要です。そのネボケダケを魔女の所へ持っていくと、魔法の粉を作って貰えるんですね。この魔法の粉、敵にふりかけると物理的に炎上するのですが、とある敵には別の変化が現れるのです。

その敵がバスブロブ。夢をみる島の前作にあたる神々のトライフォースでも出てきた、バナナの皮が立ち上がったみたいな見た目のモンスターです。
剣で攻撃しても電撃が走ってダメージを食らってしまい、倒すためには飛び道具を使わないといけないという厄介なヤツで、敵をザクザク倒すのが楽しい夢をみる島においてあんまり良い印象がありません。
しかし、こいつに魔法の粉をふりかけると、なんと「ノモス」というモンスターに変化するんです! うっわなんだコイツ! 目なんか完全にイッちゃってるじゃん! 話しかけると訳の分からないこと口走るし! 世界観的に色んな意味でマズいよ!(ちなみにドイツ語版では翻訳者の悪ふざけにより、マジでシャレにならないことを口走るそうです。興味があったら調べてみよう)

 

はい。というわけでね、以上、私がリメイク版で再現して欲しい5つの要素でした。本当はまだまだあるんですけど、収拾つかないのでここらへんでストップしておきます。

は? 酷いピックアップだった? いや、全部めっちゃ気になるでしょ?
それに、ちゃんとしたやつはたぶんIN〇Jかイン〇イド辺りが出してくれるでしょ。海外のファンの声をまとめた記事とかならAUT〇MAT〇Nでもいいですよ。
あー、何も書いてない。私は何も書いてない。おいらこどもだから、さっぱりわかんないや!

まあとにかく、リメイク版『ゼルダの伝説 夢をみる島』楽しみですね!!

ココイチでカレー食べます。