2016年放射線治療専門医試験 解答・解説案

2016年放射線治療専門医試験 解答・解説案

・個人が調べた範囲の解答案ですので、誤植や間違い、リンク切れはご容赦ください
・複数正解や正解がなく、答えが導きだせていない設問があります。
・最小限の解説はありますが、必要に応じて成書をご参照ください
・適宜アップデートしていく予定です
・ステージングは2019年現在のものを採用しています。
・何かあればコメント頂ければありがたいです。

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更新情報
2020.6.16 Q61
2020.7.6   Q1-10
2020.7.19  Q11-27
2020.7.30 Q28-42
2020.8.3 Q43-56
2020.8.4 Q57-66
2020.8.30 Q23
2020.9.14 Q48
2021.3.24 Q14,Q64
2021.6.30 Q14
2021.8.5 Q14
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1
a: ◯リーフ間の透過占領を評価する
b: ◯とりあえずMLCに関連する用語らしい
c: ×検証用金属球の中心と定位放射線治療用コーンの中心の位置ずれを解析
d: ◯single focused typeでは半影サイズが照射野中心からの距離に依存しないようリーフ端が円弧状となっている
e: ◯MLC は隣接するリーフの隙間から放射線が漏洩することを避けるため,リーフ側面が入れ子(tongue & groove)構造となっている.
https://www.jastro.or.jp/customer/guideline/2016/10/IMRT2011.pdf

2
a: ×BNCT 中性子捕捉療法(Neutron capture therapy:以下NCT)は、ホウ素(10B)と熱中性子との核反応で生じる高LET放射線のα粒子(ヘリウムイオン)を用いて癌細胞のみを破壊する放射線治療である。
http://jsnct.jp/about_nct/index.html
b: ×β線
c: ×β線
d: ×β線 ルテチウム
e: ◯前立腺癌骨転移

3
b: ×59.4days
d: ×5.27years
e: ×30years

答えはa-cで良いでしょう

4
1gの水1℃ upするのは4.2Jである。
1000gの水となると4200Jである。したがってeであろう

5
a: ×横方向の散乱で線量up、逆に深いところでは散乱が減って線量down
b: ◯
c: ×
d: ◯
e: × /3でしょうか

b-dで正解か

6
a: ◯病院のスタッフがやっているような気がします
b: ◯IMRTの計画では顕著でしょうか
c: ×SSD=100
d: ◯線量計算において、CT画像から得られる電子密度(濃度)または物理密度の情報は必要不可欠
e: ◯Reference point置いたら違ってくると思われます

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