わおん(ペット共生型障害者グループホーム)での苦痛に満ちた体験入居

去年のクリスマス頃に、2泊3日の体験入居をしてきましたが、結局1泊2日で切り上げて帰ってきました。問題が山積みのグループホームで、とても疲弊して、精神状態も悪化してしまいました。

問題1 布団がいわゆる「せんべい布団」で、腰が痛くなるし、なかなか眠れない。

 見たこともないようなぺったんこの布団でした。
 入居者の一人は「あれを他人に出すなんて失礼だ」と言っていましたが、まさにその通りだと思います。その入居者は自分のベッドを買うまでは、せんべい布団に起因する腰痛で医者に通っていたそうです。
 わおんで使われているようなせんべい布団というのは、平均的な家庭に育った人は、恐らく目にすることがないと思います。今は安くて良い布団やマットレスがたくさん出回っているし、わざわざ腰が痛くなる布団を利用者に使わせる意味が分かりません。自分が何か事業を始めようとするとき、あの布団は絶対に買わないと思います。あの布団を使ってみて、わおんは「感覚」が自分たちとは違うんだなと感じました。
 布団で熟睡することができず、翌日は寝不足で体調が悪かったです。

問題2 脱衣所に暖房器具がない

 一軒家の一階に風呂があるのですが、冬は一階がとても冷えます。それなのに、脱衣所に暖房器具がなく、風邪気味になってしまいました。脱衣所に暖房がない家というのも初めて見ました。

問題3 ブラック企業体質

 世話人さんは「泊りの勤務で一階で寝るけれど、一階には暖房がなくて寒い、寝袋で寝ている」とおっしゃってました。12月に暖房なしの部屋で従業員を寝泊りさせるなんて、従業員が風邪ひいたり冷えからくる病気になったりしたら、どう責任とるつもりなのでしょうか。従業員の健康や労働環境に配慮がないのだなと思いました。わおんの経営陣は、自分たちは12月でも暖房なしの部屋で過ごすのでしょうか。

 世話人さんが、「こんちゃん(猫)が運動不足で太り気味、キャットタワー置けばいいのに」とおっしゃっていたので、私が「わおんのホームページ見たら、他のわおんの家ではキャットタワーがあるけど、ここはないんですね」と言ったら、世話人さんから、「(そのホームページのキャットタワーは)広告用かな」と言われ、怖かったです。対外のイメージづくりには懸命になるけれど、実際は猫のことを親身になって考えないのでしょうか。猫には上下運動が大切だし、こんちゃん(猫)にもキャットタワーを買ってあげてほしいです。

問題4 スタッフが仕事をしない

 体験入居のときに、インターネットのつなぎ方、鍵の閉め方などをスタッフが教えてくれることはなく、古参の入居者さんが私に教えていました。スタッフはお給料を貰っているのに仕事をせずに、お給料をもらっていない古参の入居者さんに任せっきりでした。帰る時に荷物を外に出すのを手伝ってくださいと頼んだ時も、スタッフは玄関の上がり框(かまち)からたたきに荷物を下ろしただけで、古参の入居者さんは車まで荷物を持って運んで下さいました。

問題5 入居者のための設備なのに、社長が居座って仕事をしている

 1階に従業員のための事務室があるのに、リビングダイニングになぜか社長が居座ってパソコンで仕事をしています。場所が狭くなるし、入居者がお茶を飲んで一息ついたりする場所なのに、スタッフが事務所がわりに使っていると、入居者が落ち着けません。





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