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たくさんお寄せいただいた「カンブリア宮殿」の感想を、夢中になって読み、考えたこと

先日のカンブリア宮殿をご覧いただいたみなさん、ありがとうございました。リアルタイムだけでなく、放送後のアーカイブ配信を視聴いただいた方も多くいらっしゃるようで、うれしかったです。

“ロートの今”をさまざまな角度から取材いただいた今回。感染予防対策を取りながら、東京・大阪・奈良にてたくさんのメンバーを取材いただきました。

実際にどの場面を使っていただいたのかは当日の放送までわからないため、すべての取材に立ち合っていた私自身も、番組終了までドキドキしながら観ていました。

これほどたくさんのメンバーを一度に取材いただくことはあまり多くはありません。メンバーの想いを尊重し、素直な気持ちを話してもらいました。

また、Twitterでみなさんの感想を拝見し、「ロートらしさ」を受け止めてくださった実感がありました。そこで、当初、予定にはありませんでしたが、noteを書いてみようと思い立ち、今パソコンに向かっています。

改めてお話ししたいと思ったことがあります。一番多くの反響をいただいた「社員は会社の所有物ではない」という ロート製薬 会長、山田の言葉です。

実はこの言葉、以前から社内ではよく話していたことの一つです。みなさんの感想を見ながら改めて「ロートの当たり前」を伝えてこれなかったことを認識しました。

一人ひとり異なる個性や素質を持つ。だからこそ、それを活かしながら、組織・社会にどう貢献していくのか。組織や社会も最終的には一人ひとりの集合体。だからこそ、それをつくるのは紛れもなく一人ひとりである。

そう、山田は考えています。

だからこそ、会長室・社長室のないオープンオフィスで、若手であっても山田や役員ともフラットに対話をする。彼らから、オフィスで「どう?」と声をかけられたり、意見を求められることも多いです。

かしこまった会議だけでなく、このような会話からアイデアの着想を得られる機会が多かったことは、「ロートらしさ」の一つです。

私たちも、たかが1,500人。されど1,500人。山田をはじめ多くのメンバーが社会のために何をするか?

番組でも扱っていただいた複業への取り組みが、社内のメンバー同士の刺激にもなっています。実は、私自身も複業にチャレンジをしている一人です。

やはり「ロート製薬」の看板は思っていた以上に大きいし、守られてきたことを実感します。悪戦苦闘することもあるけれど、チャレンジしたからこそ見えた世界や、気づけたことも多々あります。

それをさらにロートのなかでのチャレンジに活かしていきたい。

そうしたポジティブな循環が、複業をしている一人ひとりから生まれていく。そんなふうに、私は感じています。

実は、副業解禁も、社員の発案でした。「会社が倍速で成長するために、『複業』の選択肢があったらいいのではないか?」

当時はまだ世の中に「複業」は浸透していませんでした。それでもたくさんの挑戦をしてきた過去の積み重ねがあったからこそ「やってみよう」の一言で始まった新たな挑戦。

正解は、わかりません。それでも、数々の商品につながる研究や、社員の起業家支援プロジェクト「明日ニハ」を生みだすことができています。皆さんにこのように、共感いただくことができていることも、一つの成果なのかもしれません。

最後になりますが、デオコやデオウなど、すでにロート製薬の商品をつかってくださる方々の声もすごくうれしかったです。ありがとうございました。

研究開発や商品企画、さらには生産の工場で働くメンバーが毎日「こんな方に使っていただきたい」との想いを込めて一つひとつにこだわりを持ってつくる。

さらには、営業のメンバーがドラッグストアをはじめとする各小売店さんと商談をして、お客さまの手に取っていただく道すじをつくる。

誰一人として欠けてはいけない。だからこそこうしてお客さまの声を聴くと、私たちの仕事はこの瞬間のためにあるな…と感じます。

日々、多くのお声をお寄せいただく、お客さまサポートセンター。商品のご質問や改善点なども多く寄せられますが、ときに、うれしいお声をいただくことも。それを全社員で「よろこびっくりの声」として共有しています。

一人ひとりのお声に耳を傾けながら、これからも真摯に向き合っていきたい。もちろん、その前提となる私たち社員一人ひとりが、明日の未来をつくるために何ができるのか?を考えながら。

先日、番組放送に合わせて掲載したnoteへもお声をいただき、うれしく思います。(「うれしい」と多用してしまっていますが、素直にそう感じます)

今後も、私たちの話をお伝えするだけでなく、SNSを通じて皆さんと対話させていただきたいです。ぜひ、引き続き感想をお寄せいただければと思います。できる限りすべて拝見します。どうぞよろしくお願いします。