地球圏のみなさんこんにちは。
突然ですけど、ガンプラっていいですよね。
今回は、途中何度も心が折れながらも、RGνガンダムを人生初の全塗装で制作することが出来たので、記念に残しておこうと思います。
それではよろしくお願いします。

始まりは2021年、夏―――

RGストフリの完成を間近にヨドバシに行った俺は、そこでこのキットと出会いました。
まあストフリと同じように簡単に終わりにしよう、とそのときは思って買いました。

2021年10月、素組み完了

さて、ここからどうしよう？

正直に言って、本格的なプラモ塗装なんぞはやったことがなく、また環境的にも塗装なんて部屋ではとても出来ないので"シール"貼って、スミ入れして、トップコート吹いて終わり！って思ってたんです。
ただまあそれだけじゃ自分のステップアップにならないから、１個でも新しいことをしよう、とそう決めました。

そこで私が考えたのは、内部フレーム塗装です。
理由は、色んな動画や作例を見て、内部フレームがギラギラ輝いているのが格好いいと思ったからです。

さて、お気付きでしょうか？
この時点で既に素組みから10ヶ月が経過しています。
この間、子どもが生まれ、エルデンリングが発売し、MG νガンダムを組み立て、その合間合間にこのキットのヤスリがけとスジボリの掘り直しをしていました。つまり放置です。

とはいえ、放置していたのも、
・どうやって塗装するか？
・塗装に必要なものは何か？
など、わからない事だらけで、道具や塗料の調達を進めていたというのもあります。

ようやくイージーペインターを手に入れ、黒サフとスターブライトアイアンを塗ったのが上の写真。
今まで部分塗装しか出来なかった私が内部フレームをガイアノーツの塗料で塗装！？モデラーやん！！
あまりの衝撃と満足感に、この輝きを目にした私は、このキットは全塗装してやろうと決意しました。

雑魚エアブラシとの出会い

全塗装すると決めたはいいものの、実はイージーペインターにはある致命的な弱点がありました。

それは、塗料のムダが多いことです。

塗料ムダとは次の２つです。
1.写真にあるように、吸い上げきれない塗料が底に残る。
2.ガス缶のエア圧が強過ぎて、あっという間に塗料がなくなる。

内部フレーム塗装の場合、1.それなりの面積を 2.1色で塗りつぶす、だけだったのであまり関係がありませんでしたが、全塗装となると、例えばνガンダムの場合、ほんの僅かしかない朱、橙黄のパーツのために大量の塗料を消費してしまうことになります。

良い塗料すら中々安定して手に入れられるとは言い難い昨今の情勢を鑑みて、塗装中に弾切れを起こすのだけはなんとしても回避したいという心情がありました。

そこでAmazonでこんなものを買いました。

今のアパートでは流石に塗装ブースを用意できない…。
かと言って模型店等にいちいち行って塗装するのも、初心者なのに失敗したら申し訳ないという気持ち。
そこでこのエアブラシのセットの出番でした。

これがなかなかどうして面白いもので、やってみたら案外簡単に使えるのがわかり、また先に上げた塗料の消費量も圧倒的にセーブすることができ、私のモチベーションは頂点に達しました。

そこからは時間を見つけては全てのパーツを塗装していき、購入から約1年半、ようやく完成させることができました。
また、1年は駆けずり回って、ようやく水転写式デカールも手に入れることができ、この時点で勝利は約束されたと思いました。

完成

ここからは完成の写真をご覧下さい。
粗が多々見られますが、初めてにしてはよくやったと自分の肩をポンポンと叩いてあげたい。

撮影ブースで何枚か。
3COINSで買った撮影ブースが必要十分といった具合で使いやすく、撮影力も鍛えていきたい今日此の頃。

というわけでRG νガンダム全塗装完成でした。
色々なことに初挑戦できて心の栄養になりました。
次はこのキットを作ってみての感想とか反省会的なのを考えています。