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【残17日】社畜の鏡

年末が近づくにつれて忙しさが増してきた。
忙しいのはありがたいこと。
それでも週1回は休みが取れているから余裕、、、

とか、無意識に考えていた。
これってなかなかすごいこと。
10年も会社員やってると、休みがありすぎると不安になるんやで。

僕は新卒で映像業界に就職し、飲食業界に転職してきた。
一般的にはブラック企業が多いとされている業界である。
休みは不定期なことが多く、連休はのほとんどない。
むしろ、世間が休みを謳歌している時に働きまくるスタイル。

そんな調子だから、いきなり連休ができたりしてもどうしていいかわからない。
何もしないくらいなら働いた方がいいやって結局仕事してたり。

社畜の鏡。

鬼のように働きまくった10年間はムダではなかったけれど、よくよく考えれば失ったものも多い。
だから、2018年はあえて仕事のペースを落とし、余白の時間を作るようにした。
仕事の優先順位を下げて、仕事以外の話でもおもしろいと思ったコトには全力で飛びついてみた。

暇を暇のまま受け入れて、あるがままにしていると、今まで考えたことのないような発想が浮かんでくるようになった。

余裕がないのはアカンね。
目の前のことしか見えなくなる。
それで追いつめられてしまった時期もあった。
体調も優れなかったし、精神的にも弱っていた。
自分でも初めての経験だった。

会社員を辞める1番の理由は「自分の人生のペースを自分でコントロールするため」

会社員という働き方は「社会的地位と収入という圧倒的メリット」と「自分という資産」を交換するようなもの。
等価交換ではないというのがミソで、ちゃんと見極めてやらないと思わぬ損失を被ることもある。

個人的には会社員やってホンマによかったし、できることならずっと会社員の方がええなとは思う。
けど、会社員のままではやれないもっと楽しいことを見つけてしまったのよね。
自分にしかできない、自分だからやる意味があること。
そんなもんもう、我慢できるわけない。

それは会社員やったから見つかったことだから、やっぱり必死こいて食らいついてきてよかった。
もうすぐ終わりかと思うと、ちょっとさみしくなるぐらい。
ちゅーことで、残りの社畜生活も楽しんでまいりますよ!

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