5月5日

いらない洋服や本を売って手に入れたお金で新しい本を買った。

実家から筍をたくさん持って帰ったので筍ご飯を食べたいと思っていたけど、干し椎茸の出汁はなんか違うよなと思って、ふらりと古本屋の料理本の棚を眺めていたら「だし」に関する本があった。開いてみると昆布や鰹節などの産地から製造過程までがとても分かりやすく書かれていて、それらの出汁の取り方から活用するためのレシピも掲載されている。書き出しを読んでいくと、筍ご飯に合わせるだしのエピソードが。やはり筍ご飯には昆布だそうだ。なんとなく違うだろうなーと思っていたことが裏付けされて嬉しくなって即購入(笑)。帰りにいそいそと昆布を買いに向かった。

一人暮らしを始めてから出汁を取ったことなどない。あっても紙パックになっているものを鍋に放り込むくらいで、顆粒のだしの素を使うことがほとんとだ。でも、たまには時間をかけてご飯を作るのもいいなと連休中に楽しむ感覚でやってみている。昆布を水に漬けて時間が経つとふわっと広がっていく。そんな変化も面白い。

自分で作るとほっとするし、いろいろ試せるのがいい。一人だとつい適当になりがちで、凝った料理はできないけど、自分のために丁寧に作ることをこれからは意識してみよう。



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