5月23日

心理学のセッションや占星術で自分のことを客観的に見てもらったら、行き着くのはどちらも父との関係だった。

小さい頃に父から怒られたこと、日常でのやり取りの積み重ねが私の生きづらさを形成していた。

怒られることなど誰もが通る道だけど、自分が何故怒られるのかが理解できないままただ押さえつけられたこと、日常の会話の中でも自分の気持ちや意見を尊重されなかったことで「私はダメな存在」というのがデフォルトになっていたのだ。

そうなると私がやりたいこともよく分からなくなるし、人と関わること自体に恐怖があって疲れてしまう。その結果一人でいることが多くなる。

これが分かってから職場で自分の意見を伝えられるようになってきているけど、その反動なのか夜はどっと疲れているような気がする。

でもよくよく思い出してみると、高校の時に音楽を学びたいと音楽科のある短大に進学した時、そんなに演奏技術と表現が上手くない私はかなり厳しい状況だった。進学自体に反対されていたけど、それでも最後は必要な課題のために短大の先生に直接相談してレッスンの強化をしてくれた。私が強くやりたいと願ったことを全力で応援してくれていた。

今は全く関係ない職業に就いているけど、あの時に頑張った記憶は少なからず自信に繋がっている。

親や周りからは怒られるばかりじゃなくて、もちろん褒められたこともあってそれは不思議と得意と思っている。でも怒られた記憶にフォーカスしてしまって身動きがとれなくなっているだけなんだ。

なーんだ私めっちゃ大事にされてるやん。


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