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『CRIMESIGHT』の先行体験会に参加した結果、とても面白かったので紹介

「まさか時間いっぱい『あともう一試合だけ・・!』なんてなるとは思わなかった・・」
というのが体験会終わった後の感想でした。
それくらい時間までがっつりやってしまった。
この喪失感は、WiiUでスプラトゥーンの先行試射会が終わった後に似た感覚があります。

ということで『CRIMESIGHT』が楽しかったのでゲーム内容を紹介します。
この紹介でほかにも遊ぶ人が増えてほしいなと願いをこめて!

舞台&勝利条件について

まずこのゲームはジャンルとしてはいわゆる人狼系正体隠匿系のゲームです。
「その手のゲーム苦手だなー」
って人もいると思いますが、ご安心ください。
私も苦手です。
そんな私でも非常に楽しめたので気に入りました。

ゲームの舞台は仮想空間。
ともにAIの「シャーロック」と「モリアーティ」の戦いがテーマです。
プレイヤーは探偵役の「シャーロック」と犯人側の「モリアーティ」に分かれます。

そしてプレイヤーたちが操作できる6人のキャラクターが館の中にいます。
この6人の中に殺人者の「キラー」被害者の「ターゲット」が一人ずついます。
「モリアーティ」のプレイヤーは、キラーによる犯行を行わせれば勝ち
逆に「シャーロック」のプレイヤーは、キラーによる犯行を防ぎつつ、キラーが誰かを当てれば勝ちです。

キラーによる犯行は
キラーが凶器を持っている
キラーとターゲットが同じエリアにいる
その部屋にキラーとターゲット以外誰もいない
が条件です。

各四角が「エリア」
壁で区切られているのが「部屋」

基本的に「モリアーティ」はこの状況になるように操作し、逆に「シャーロック」はこの状況にならないようにするわけですね。
ですが「モリアーティ」は最初から誰が「キラー」で誰が「ターゲット」か知っていますが、「シャーロック」は分かりません

じゃあそんなの「モリアーティ」が有利じゃん!
となってしまいますが、ここからが面白いところです。

ゲームを盛り上げる要素

ゲームが始まるとキャラクター6人のうち、「シャーロック」側で3人、「モリアーティ」側で2人のキャラを動かせます。余った1人は勝手に動きます。
この時「モリアーティ」側は「ターゲット」のキャラを動かすことができません。
さらにシャーロック側とモリアーティ側で動かすキャラが被った場合、モリアーティ側の操作が優先されます。

これは「モリアーティ」のメリットでもありデメリット。なぜならば
「モリアーティ」が動かせる=「ターゲット」のキャラではない
ということがバレてしまうのです。

なお操作するキャラが被ることはシャーロック同士でもあり得ます。見知らぬプレイヤー同士ですからね。
そこでこのゲームでは、操作するキャラをスタンプで宣言することができる機能があります。

操作を宣言のほかにも、
「キラーだと思う」「ターゲットじゃないと思う」「ここに集合!」
というスタンプを送ることもできます。

これはシャーロック側のプレイヤーは基本得なことしか無いので、積極的にコミュニケーションをとるためにもするべき行動です。
しかしモリアーティ側は非常に辛い要素。シャーロック側が指定したキャラと操作をかぶせてしまうと、前述のとおりそのキャラクターはターゲットではないとばれてしまいます。何度もやりすぎるとキラーが透けてしまいます。かといってブラフのために他のキャラを操作すると、ターゲットではないキャラが増えていってしまう
よってなかなか嫌なジレンマを抱えることになります。

更に3ターンに一度、AIのシャーロックによる未来予測が行われます。これはターゲット候補のキャラの3エリア以内にキラーがいるかを調査してくれるもの。

ゲームは10ターン続くので、ゲーム中3回はチェックが入ります。
これにより、1回目はキラーとターゲットが遠くにいたが、2回目はキラーとターゲットが近くにいた場合、この予測により一気に絞られてしまいます。

ちょっと「シャーロック」側で有利なところを紹介しすぎたので、今度は「モリアーティ」側の有利な点を紹介しましょう。

前述のとおり「モリアーティ」側は「キラー」と「ターゲット」が最初から分かっていますがそれだけではありません。
この館の中に何があるかさえも「モリアーティ」は把握しています。

キャラクターたちは館を探索するにつれ空腹になっていきます。空腹になると移動できる距離が減り、さらに空腹が続くと目が霞み目の前が見えなくなります。つまり部屋の中で犯行が行われてもそれを目撃することができない状態になってしまいます。

そうなるとまずいので館の中を探索するのですが、「シャーロック」側は探索ポイントに何があるのか不明なうえ、この館内はいたるところに凶器となるものが存在するので、凶器を避けて探索するのは不可能です。

右上のキャラ絵に赤いマークがついているキャラは、凶器を所持しています。

なので「凶器を持っているからこいつがキラーだ!」とは一概には言えません。

ほかにも細かい要素は多いですが、あまり長々と書いても分かりにくいのでこの辺りで。
あとは実際にやって覚えましょう!

面白いと思ったポイント

モリアーティによる犯行を防げるか?

私がこのゲーム面白い!と思ったポイントは以下の3つです。

・陣営がばれても問題ない

1ゲームの参加人数は最大4人。
人狼系のゲームには珍しく、
シャーロック陣営1人VSモリアーティ陣営1人のタイマンプレイも可能です。

前述しましたが、このゲームの「シャーロック」側の勝利条件は「キラーを当てること」です。
なのでモリアーティ陣営だとばれたとしても、最後までキラーを当てられなければ引き分けになります。
いわば「二重の人狼」。人狼系は途中脱落するとそのあとが結構暇なのですが、このゲームは最後までハラハラドキドキが味わえました。

・スタンプによる掛け合いが熱い

人狼系ゲームは、基本声を出す必要があります。声じゃなくても最低限文字によるチャットでコミュニケーションをとる必要があります
しかしこのゲームのコミュニケーション手段はスタンプです。この手軽さが非常によいです。
さらにプレイヤーは行う手段はボードゲームのコマを操作するような動作だけなので、やることが単純。だからこそスタンプだけで成り立ちます。
また声や文字に縛られないので、海外プレイヤーと気軽に遊べるのもいいですね。実際に体験会中はかなりの頻度で海外プレイヤーと遊びました。

なお、プライベート部屋を立てることもできるので別途Discodeなどのボイスチャットができるツールを用意すれば、声を出して遊ぶことも可能です。それはまたそれで盛り上がれることでしょう。

・推理要素が強く、嘘をつく必要がない

上記二つの理由にもつながるのですが、最終目的が「キラーを当てること」かつ「会話する必要がない」ため、人によっては苦手な嘘をつく必要がありません。そもそも偽る必要すらない場合も多いのがすごく良いと思います。
代わりに推理面が強いですが、これも好きな人にはたまりませんね。
私としてもなかなか新鮮でとても楽しめました。

『CRIMESIGHT』は4月15日に発売です!

もうちょっとガリガリと書きたいこともあるのですが、あまり長く書いてもしょうがないのでこの辺りにしておきます。
ともかく私がこの『CRIMESIGHT』をとても楽しめたということが伝わったでしょうか。
こちらのゲームは今週4月15日に発売されます!私は発売日に買います!
ぜひ一緒に遊ぶ人が増えてくれると嬉しいです!

応援したいので紹介動画も作ってしまいました。
よければこちらもどうぞ。

©Konami Digital Entertainment


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