ろくごまるに

エクストリーム小説家

トーキョーまで0.8光年 【にょろにょろ島根編】序の5

[2017/02/12以降無料公開予定 400字原稿換算約16枚]

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 夫は言った。

「あれはトカゲ……だよな?」

 体ごと潜り込んだミリタリーキャップから鼻先をのぞかせ、わずかに出来た隙間からカドモンは周囲を見た。

「トカゲですね。おやおや、岩みたいに落ち着いてる旦那様も、さすがに驚きましたご様子で。化け物は見慣れてるんじゃありませんでしたか?」

 見慣れているほどではない

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南極研 2017/01/30

スイマセン!

トーキョーまで0.8光年 【にょろにょろ島根編】

ちょいと遅れます

新サイト作ろうと悪戦苦闘してたら時間なくなっちゃったよ。そんなに凝ったもん作ってるんじゃないんだけど、慣れてないから時間のかかることかかること。

また狩りの季節が巡り来そうな予感もしますので、しばらくドタバタするかもね。

トーキョーまで0.8光年 【にょろにょろ島根編】序の4

[2017/01/29以降無料公開予定 400字原稿換算約10枚]

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 そうではない、そうではない。

 勝利は目指すべきモノであれど、その目的は支配などではない。

 何故ソレが判らぬのか。戦い殺し合い、討ち取った骸を食すことに意味があるのだ。

 横臥して口を開けて餌が転がり込むのを待つだけとは、なんとも浅ましい姿か。

 そうじゃ、それではまさに餌じゃ。そのような腑抜けどもに

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南極研 2017/01/16

序の3公開いたしました

沢山のサポートに課金、ありがとうございます(`・ω・´)

序が終わったら二十周年もちょい進めたいところですな

トーキョーまで0.8光年 【にょろにょろ島根編】序の3

[2017/01/22以降無料公開予定 400字原稿換算約12枚]

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 環(たまき)の舞は簡素なモノだった。単純であるがゆえに人の目を引き込む。

 ただ単に回っているだけのコマを、ついつい見入ってしまうのと同じだ。

 稲を収穫した後の切り株がまだ、田んぼには残っている。

 とても安定した足場とは言えなかったが、整えられた舞台で行われる踊りと替わらぬ、滑らかさがあった。

 いつ

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