【小旅行記】「博多旧市街」巡り
2024年3月19日
「博多旧市街」という概念は福岡に住んでるときにはあまり耳なじみのないものだったが、近年(私が引っ越した後)積極的に使われているらしい。
3月19日、天気も良く、ちょうど暇だったので「博多旧市街」にある寺社をめぐってみた。
警固神社
浪人時代に天神にある某予備校に通っていたので、警固神社にはよく来ていたが、「社務所ビル」という地上9階建てのビルが境内にできていてビックリした。その1階に社務所が入っていて、すごくスタイリッシュな社務所になっていた。
警固神社に参拝した後、久留米 大砲ラーメンで昼食を食べた。うまい。
櫛田神社
昨年に開業したばかりの櫛田神社前駅を初めて利用した。石畳っぽい床になっていたり博多塀を模した看板があったりとよい内装だなと思った。
櫛田神社は、いつも通り参拝客でにぎわっていた。
前から気になっていた境内にある謎の自販機「king」で初めて缶コーヒーを買ってみた。すっきりとした味ですぐに飲み干してしまった。
博多町家ふるさと館
太閤町割の中に立ち並んでいた町家が移築、復元された町家棟を見学した。
間口の狭さに対して、中は広々としている印象を受けた。
博多織を作る織り機が展示されていた。
みやげ処で博多織の小銭入れを買った。かっこいい。
萬行寺
道路に面した山門が立派だなと思った。
龍宮寺
鎌倉時代にこの辺りに上がった人魚の菩堤を弔う「人魚塚」がある。
東長寺
福岡大仏、地獄極楽めぐり、六角堂、五重塔、黒田家の墓所など見所がいっぱい。地獄極楽めぐりは真っ暗の中を進む。
初めて訪れたのだが、こんな大きな大仏が福岡にあったんだとビックリした。もっと早く来ておけばよかったと後悔……
聖福寺
日本最初の本格的な禅寺。境内は緑豊かでとても静か。
「鎌倉殿の13人」の紀行コーナーで紹介されていた後鳥羽上皇の勅額「扶桑最初禅窟」も見ることができた。
一つ一つの建物が立派で静かだったので、じっくり見学できた。
円覚寺
妙楽寺
「ういろう伝来之地」という石碑がある。
ここで言う「ういろう」は、「頂き、透く、香りと書いて透頂香と申す」の透頂香のことですね。
博多千年門
平成26年にできた門。
柱などが良い感じに経年変化していて、完成時にテレビで見た時よりもさまになってるなと思った。
若八幡宮
厄除八幡と親しまれている。
私が行った時もちょうど厄払いの祈願の最中だった。
御朱印は書置きのみ。
承天寺
「博多祗園山笠」の発祥の地でもあり、饂飩・蕎麦発祥の地でもある。
御朱印は書置きのみ。この辺りで結構歩き疲れている。
妙典寺
日蓮宗の僧侶・日忠とキリスト教宣教師との宗教に関する問答である「石城問答」の舞台となったお寺。
御首題をいただいた際に、お上人と色々お話しできて良かった。
平野神社
唐人町駅から鳥飼八幡宮に向かう道中にある。
平野國臣を祀る神社。平野國臣は福岡藩が生んだ幕末の勤王志士ですね。
鳥飼八幡宮
数年前に社殿が総建て替えされてから一度も訪れてなかったので、始めてきたかのような気持ちになった。
拝殿は茅葺壁でできており、ほかの神社では見たことないような造りでかっこいい。
まとめ
私は今年、寺社仏閣巡りサークルに入って、半日で何か所も寺社をめぐるという活動を何回もしていたので、個人的には意外と簡単にめぐれるなと感じた。普通の観光客には厳しいルートかも……。
もし、福岡に行くことがあれば、
櫛田神社前駅→櫛田神社→博多町家ふるさと館→東長寺(→聖福寺)→祇園駅
というルートだと気軽にまわれると思うので、是非「旧博多市街」巡りをしてみてください!
あと、ごまさばを必ず食べてください。
2024年3月24日 六原
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