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空飛ぶ電車とお別れと

我が家の2歳児、いまさら上野動物園のモノレールに激ハマり。
……それ、今年の11月に休止になるんですが……。

2歳児は怖がりやさんで、仮面ライダーも怖くて見てられないぐらいケンカや戦いが苦手。
そんな彼の心の友は乗り物たち。
彼の心の中の乗り物は、喋るし食べるし空も飛ぶ。おままごとの登場人物は車と電車。
そう、彼の心の中の電車は空を飛ぶのだ。

(↑彼の心象風景)

上野動物園でモノレールを見た彼の表情は輝かんばかり。
心のなかにだけ住んでいた「空を飛ぶ電車」が目の前に現れたんだから、脳内に電撃が走っただろうね。エウレーカ!

空飛ぶ電車に乗って、空から世界を見下ろして。
楽しすぎたのか、帰宅してからもモノレールの動画を何度でも見たがる。

……でも、11月には乗れなくなっちゃんだよ?

2歳の彼は、まだ時間間隔が未熟だ。
どんなふうに話しても、おそらく大人の我々が感じるような「11月にモノレールに乗れなくなる」はわからない。
いつかまた動物園に行って、そのときにモノレールに乗れなくて、はじめて意味がわかるんだろう。

パパは勝手に悲しくなっている。

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