悪夢の話 │ アイアン帯の日常
緑青ヨモギです。こんにちは!
本日のOPはこちらです。勝手にOPにするな!
定期的に聞きたくなる名替歌。サポートムンド見てクラリティ持つ所が、ポイント高い気がします。女神のソナが笑みを浮かべて、何故か落ちるルブランが好きです。
ある日のサモリフ
ある春先の日の出来事。その日は雨が降っていた。
今日こそアイアンを抜け出すぞ!そう決意した僕は、いつものようにトップ/ボットでランク戦をスタートする。待つこと5分。ついに戦いの時がやってきた。
幸運なことにロールはトップ。しかもラストピックだ。途中、ミッドのプレイヤーがヌヌをピックしたが関係ない。勝利は既に約束されている。トップから全てを破壊し、敵を蹂躙するのだ。
それに、ヌヌミッドはかつて存在していたピックだ。W:超特大の雪玉!でレーン戦を拒否し、強力なロームを行う。敵チームは死ぬ。キャリーの可能性すらあると言えよう。
相手のトップはドクター・ムンドだった。僕は、得意チャンピオンの1体であるクレッドをピックした。相棒のトカゲ「スカール」に騎乗し、戦場をかける、勇ましいお爺ちゃんチャンピオンだ。序中盤の殴り合いが強く、回復阻害を持つためムンドに対して強い。
更に、クレッドのR:チャァァァァァァァジ!!!は長距離を移動する強襲スキルだ。同じく長距離移動を得意とする、ヌヌミッドとも相性がいい。
IQ200の僕は、シナジーまで考えたピックが出来るのである。フフン。もはや、敵のトップレーナーに人権など存在しない。可哀想に。
試合が始まった。ドランブレードを購入し、レーンへ向かう。さて、どうやってキルに繋げよう?頭の中は楽しい楽しいレーン戦で一杯だ。ファーストブラッドのコールが流れた。どうやら、ミッドのヌヌが死んだらしい。そういうこともある。仕方がない。まだ1デスだ。たいしたことは無いだろう。
レーン戦に集中し直し、ムンドを5回キルした。慈悲は無い。ただ殺すだけ。ムンドはデカいミニオンと化した。一方その頃、ヌヌも5回死んでいた。まあ、焦るほどではない。腐ったムンドと腐ったヌヌ、どちらが強いか?答えは簡単。ヌヌだ。スロー以外のCCもなく、ただHPを回復してるだけのポンコツに価値は無い。
しかし、時間をかけ過ぎると終盤のスケール差で負ける可能性がある。出来るだけ早く試合を畳みたい。トップのウェーブを押し、ミッドへロームすることを決めた。皆殺しだ!!クレッドがミッドに突撃する。惜しくもキルは取れなかったが、敵を下がらせることに成功した。
このままドラゴンに繋げたい。僕はピンを出し、ジャングルとボットレーナーを集めた。しかしヌヌがいない。ヌヌのQ:丸かじりはチャンピオン以外の敵ユニットに大ダメージを与えるスキルだ。パッシブ効果で味方のASも強化できる。ドラゴンを狩る際には是非協力してほしい。
ヌヌは、ブルーバフと戯れていた。
5デスで失った経験値とゴールドを補填したいのだろう。ドラゴンも取れたし問題はない。
10分後、中々有利を広げることが出来ず、じわじわと追い詰められていた。敵はインヒビタワーに圧力をかけ始めた。ここは死守しなければならない。ところで、ヌヌがいないのだ。前衛が少なければ守れるものも守れない。一体どこに?
ヌヌは、クルーグと戯れていた。
悪い夢を見ているのだろうか。
やがて、バロンは取られ、インヒビターは割られ、ネクサスタワーまで迫られる展開となった。ここを凌げば逆転できるかもしれない。望みは薄いが、これはランク戦。最後まで勝ちを信じ、戦い抜くのだ。そうだろ!?スカール!!?
ところで、ヌヌがいない。
ヌヌは、グロンプと戯れていた。
これはきっと悪夢に違いない。そうだ。きっと夢なのだ。
そうして、悪夢のようなサモリフが終わりを迎えた。
まとめ
今回の教訓は3つあります。
1.アイアンのオフメタピックを信じるな。
2.アイアンのオフメタピックは絶対に信じるな。
3.アイアンのオフメタピックは何があっても絶対に信じてはならない。ドッジしろ。
それでは今日も元気にサモリフサモリフ!
※この話はフィクションです。
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