2022年にあたって:今年度のnote

あけましておめでとうございます。

年も改まりまして2022年となりました。
今年も引き続き、ビッグ・バン・セオリーなどのネタをフォローしていきたいと思っています。

ここを開設してからまだ1年と少しばかりですし、扱っているネタもニッチなところを狙っているので、それほどアクセスがあるわけではありませんが、地道に続けていきたいと思っています。

ビッグ・バン・セオリーについては、最近、少しずつアクセスが増えているようで、一年前の投稿にも良いねをいただいたりするようになりました。

ビッグ・バン・セオリーに関する投稿も、最初はアメコミネタばかりを追いかけていればよいかなぐらいの軽い気持ちでドラマを見直したりして記事を書いていました。

たとえば、上記でリンクを貼った「Big Bang Theory S2Ep12 実は弱かった最強の破壊マシン モンティ」は、1年前にシーズン2のエピソード12を取りあげていました。この時は、途中のエピソードはちらっと話題としてアメコミについて振れている程度でした。特段、取り上げる必要がないかなと考えていたせいなのか、そのあたりは余り明確に覚えていないのです。

しかし、記事を書く中でいろいろ調べたりしているうちにハワードがユダヤ人であることを正しく描写するために作られたセリフの重さとか、それを笑いに変えるための工夫などにも目が行くようになりました。この点については後述します。

ビッグ・バン・セオリー関連記事の投稿時期


さて、ここで私自身の振り返りを兼ねてビッグ・バン・セオリー関連記事の投稿時期を振り返ってみます。

Big Bang Theory S1Ep1:公開中 2021年1月23日 15:59
Big Bang Theory S1Ep2:公開中 2021年1月23日 15:59
Big Bang Theory S1Ep9:公開中 2021年1月23日 16:01
Big Bang Theory S1Ep12:公開中 2021年1月23日 16:05

このあたりでは、Amazonプライムビデオでビッグバンセオリーのシーズン1の第3話から第8話ぐらいまでは有料となっていたと思います。
それで、公開されている第9話から再スタート。当時は、第10話、第11話はあんまりネタなさそうと思ったような気がします。

ここから、なぜシーズン2は第6話からにしたのかの記憶があまりありません。シーズン2については、有料化されたりはしていなかったと思うのですけどね。また、アメコミ要素が少ないということもありません。
実際、その後にシーズン2の第1話から順次、投稿を勧めていますが、第1話でもバットマンネタテンコ盛りだったりしています。

いずれにしてもシーズン2の第6話からしばらくはアメコミネタばかりを扱うブログ記事みたいになっていました。

Big Bang Theory S2Ep6:公開中 2021年1月23日 17:03
Big Bang Theory S2Ep7:公開中 2021年1月23日 18:46
Big Bang Theory S2Ep8:公開中 2021年1月23日 21:24
Big Bang Theory S2Ep9:公開中 2021年1月23日 22:54
Big Bang Theory S2Ep11:公開中 2021年1月24日 13:11
Big Bang Theory S2Ep12:公開中 2021年1月25日 23:53
Big Bang Theory S2Ep13:公開中 2021年1月30日 15:37
Big Bang Theory S2Ep14:公開中 2021年1月30日 21:45
Big Bang Theory S2Ep15:公開中 2021年1月30日 23:43
Big Bang Theory S2Ep16:公開中 2021年1月31日 22:18
Big Bang Theory S2Ep17:公開中 2021年1月31日 23:09
Big Bang Theory S2Ep18:公開中 2021年2月8日 00:09
Big Bang Theory S2Ep19:公開中 2021年3月14日 11:02

シーズン2も第19話まで来たところで、なぜか不思議なことに、ビッグ・バン・セオリーのシーズン1も再度、Amazonプライムビデオのラインナップに載ったので、改めて未投稿だった第3話から再スタートしました。

Big Bang Theory S1Ep3:公開中 2021年3月20日 15:59
Big Bang Theory S1Ep4:公開中 2021年3月24日 20:32
Big Bang Theory S1Ep5:公開中 2021年3月27日 14:48
Big Bang Theory S1Ep6:公開中 2021年3月28日 14:30

このあたりで、ビッグバンセオリー、ただのコメディドラマじゃないぞ、ということに気が付きました。

まず、先に記事を投稿したシーズン1の第12話。
シェルドンがユダヤ人ネタをとんでもないやり方で取り込んでコメディにしています。

ビッグ・バン・セオリーをコメディとして成立させるために大変な背景知識を踏まえて作成されていることを確信したのが、シーズン1の第5話でした。

ハワードがペニーを口説くセリフが妙に思えて調べたら、なんとバイロンの詩からの引用でした。このあたりから、単にアメコミネタだけを扱うのはあまりに表面的過ぎることや、ハワードのセリフも、コメディ作品としてはキモイ役柄ではあるものの、その意図や背景には注意を払うべきと思うようになったエピソードでした。

このあたりから単純にアメコミネタだけを扱っていてもビッグ・バン・セオリーの表面しかなぞっていないことに気が付いて、少しずつ投稿のスタイルが変わってきています。

そしてダメ押しになったシーズン1の第6話。ここではユダヤ人どころかインド人やら北欧神話まで取り込んでて、すごい状況。

このあたりで、アメコミネタだけではなく、何気ないセリフにも何かネタがあるんじゃないか?と思って調べ始めるようになりました。

Big Bang Theory S1Ep7:公開中 2021年3月30日 17:54
Big Bang Theory S1Ep8:公開中 2021年4月4日 13:49
Big Bang Theory S1Ep9:公開中 2021年4月11日 09:55
Big Bang Theory S1Ep10:公開中 2021年4月18日 14:41
Big Bang Theory S1Ep11:公開中 2021年4月25日 15:55
Big Bang Theory S1Ep13:公開中 2021年4月29日 21:50
Big Bang Theory S1Ep14:公開中 2021年4月30日 21:03
Big Bang Theory S1Ep15:公開中 2021年5月2日 11:49
Big Bang Theory S1Ep16:公開中 2021年5月8日 22:24
Big Bang Theory S1Ep17:公開中 2021年5月9日 22:30

ビッグバンセオリー、大変な作品だぞとは気が付いたのですが、それまでの勢いでシーズン1は毎週1話ずつの更新を守っていたのです。ゴールデンウィークの期間中はまあ、多少は時間的にも融通ききますから、この時期に集中的に投稿があるのは不思議ではありません。

しかしビッグ・バン・セオリーの「コメディー」の裏側にあるものの重さやシリアスさに気が付いて、一気に筆が重くなってしまいまして。

シーズン1の最終話(第17話)の投稿は5月9日でしたが、シーズン2の第1話の投稿ができたのはなんと3か月後です。
その後も、1話の更新に1か月から2か月かかるような状況になったのはご覧の通り。もっとも、そればかりではなくて、うちのもう一つのネタであるロシア語記事が増えたことも理由の一つではあるのですが...

Big Bang Theory S2Ep1:公開中 2021年8月29日 19:13
Big Bang Theory S2Ep2:公開中 2021年9月22日 00:30
Big Bang Theory S2Ep3:公開中 2021年11月21日 00:14
Big Bang Theory S2Ep4:公開中 2021年12月27日 18:36

本当に必要なドラマはディスクの購入を

昔に比べてAmazonやNetflix、Hulu、Disney+など様々なストリーミングサービスが提供されるようになりました。
Disney+のように自社制作の作品を自分のチャネルで流すのであれば、権利関係やライセンス料と視聴率のバランスでラインナップへの掲載や取りやめといったことはありません。

しかしAmazonやNetflix、Huluも最近では自社オリジナル作品を制作して流すようになったのは、ビジネス的には必然ではないかと思います。

他社作品をラインナップにおいておくためのは固定費がかかるため、その作品があることによるビューの獲得が少ないなら、契約を解除せざるをえないはずです。
『Friends 』や『Full House』のような人気作品はNetflixやHuluでも見られます。しかし、ちょっと前までは大人気だったはずの『アリー My ラブ』は、現在配信しているところはないようです。
リンク先ではAmazonプライムビデオで視聴可となっています。たしかに視聴可能ですが、有料で提供されていて、Amazonプライム会員なら無料という訳ではありませんでした。

それでもいつかはまたラインナップに戻ってくるのかもしれませんが、全部のストリーミングサービスを契約しない人もいると思いますから、自分が加入しているサブスクリプションで提供されなければ、結局は視聴できません。

ダーマ&グレッグのようなリスクも

『ダーマ&グレッグ』は、たしかNHKでもシーズン5まで全話が放映されて大人気を誇ったドラマですが、DVDで発売されているのはシーズン2まで。
この場合は、ダーマ役だったジェナ・エルフマンが裁判を起こして差し止めしているらしいので、そもそも購入したくてもできないものではあるのですが。

ビッグ・バン・セオリーも、時代が変われば提供できなくなるのではないか?

上記のシーズン1の第6話あたりで、ビッグ・バン・セオリーの脚本はすごいな、と驚いたのですが、シーズン2の第4話ではここまで踏み込み過ぎてて、大丈夫なのかな?と心配になったエピソードでした。

このエピソード中の会話で、ハワードが「ザ・シンプソンズの愛すべきキャラ」にたとえて、ラージをからかった場面があります。
ハワードは問題ないと言っています(実際にはセリフとして「言わされている」わけですが)が、2017年には問題になって、その後は『ザ・シンプソンズ』には登場しなくなっています。

シリーズ全体としては公開されていても、「ストリーミングでは非公開」みたいなことになるリスクもあるのではないか?いや、絶対ないとは限らない、という気がします。

全体が長いドラマでエピソードの一つや二つが非公開になっても、全体としてのストーリーラインは変わらないでしょうけれども、そういう残念なことが発生してしまった後で、あがいてみてもどうにもならないかと思います。

こちらの記事でも書きましたが、しばらくたってから再販売されるディスクが、元と同じとは限りません。
制作者側では、妥当な理由があるのかもしれませんが、『Smallville』の20周年記念盤では、シーズン1の第1話の、まったく何の問題もなさそうな場面がカットされていました。

「その1シーンがなくても、全体として破綻していない」と言われてしまえば、確かにその通りなのです。
しかし何度も何度も繰り返し見ていたファンとしては、「ここでは彼女が『あれ何?』」と尋ねる場面がなくなっているのは、非常に寂しいものがあります。

ましてやエピソードが丸ごとお蔵入りとかになれば、寂しいでは済まないような気がします。

Amazonのサービスも要注意

新年早々、こんな章タイトルを点けるのは非常に申し訳ないのですが、最近、個人的にも遭遇したり、周辺でもトラブルが発生しているので、気を付けないといけないなと感じる様になったことです。

例えばビッグ・バン・セオリーのブルーレイ

上記で書いたようなことは以前から心配していたので(心配性なんです。すみません)、ビッグ・バン・セオリーのコンプリート・ブルーレイ・ボックスが出た時、直ちに購入しました。

当時の購入価格は24,606円でしたが、ご覧の通り今では1.93倍のプレミアがついてしまっています。

コレクターズ・ボックスではない通常版であれば今でも12,619円で購入できるようです。

アメリカのAmazonでも286ドルと、約3万円の値段がついています。

これぞ「需要と供給の法則」とばかり、Amazonでまともに定価で買えるのは、発売時のみで、ちょっと在庫が尽きてくるとあっというまにプレミアムがついてしまいます。

とはいうものの、この『ビッグ・バン・セオリー』のレビューでも書かれています様に、日本では日本語音声・字幕付きのブルーレイは発売されていないため、Amazon以外で購入しようとしても、そもそも取扱いがなかったりします。

ブルーレイはリージョンフリーが多いけどDVDは要注意

上記の『ビッグ・バン・セオリー』のブルーレイではリージョンフリーと明記されていますが、今までアメリカのブルーレイなどを買った経験では、リージョンフリーとか明記されていなくても再生でトラブルがあったり、プレーヤーで「リージョンが違います」などといったメッセージが出たケースはなかったように思います。

一方、DVDの場合はリージョンコードがきちっと生きていて、アメリカのDVD(リージョン1)を買うと、再生できないことがあります。

例えば『Modern Family』

こちらのDVDは一度、購入したことがありますが、我が家のブルーレイ・プレーヤーでもPCでも再生できませんでした。

アメリカのDVDでもロシア映画は大丈夫なものが多い

つい先日も記事を書きましたが、アメリカのAmazonで購入したこちらのドストエフスキーのドラマ・映画セットのDVD。
全てNTSCのDVDで、特に問題もなくブルーレイ・プレーヤー、PC共に再生できています。

他にもいくつかロシアのDVDで再生できなかったものは今まではありませんでした。(ただし、すべてのロシア映画のDVDを試したわけではないので、その点はご了承ください。)

イギリスで販売されているDVD

イギリスのDVDはTVのシステムがPALで、日本やアメリカのNTSCとは異なるため、イギリスのDVDは日本では再生できないとされています。
たとえばこちらの記事。

しかし、個人的にもイギリスで購入したDVDが日本のDVDプレーヤー、ブルーレイ・プレーヤーまたはPCで再生できなかった経験はありません。

この点はツイッターでもサイモン@海外ドラマパンチさんとのやり取りでも一度話題になりました。
その時のやり取りを転記しておきます。

他にもいくつかイギリスから購入したDVDもありますが、少なくとも今まで、イギリスのDVDで日本で再生できなかったものはなかったのです。
今後、もしイギリスから買ったDVDでトラブルがあれば、追記することにいたします。

こんな感じで今年も地味であっても少しずつ、前に進んでいこうと思います。

今年もどうぞよろしくお願いします。

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