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日本の借金というウソ。

皆さん、ご存知だとは思っていますが、今日のトピックは日本の嘘について解説していきたいと思います。日本国の負債は、国民である私たちが返していかねばならない。あるいは、日本国は近い将来、ギリシャのように財政破綻を起こしIMFから助けてもらわなければならなくなるなんてマスコミや大新聞から煽り立てられたりしています。
結論からいいます。それは大間違いです。正確には、私たちは国に対してお金を貸し付けているのです。
私たちが銀行に預けている預金は、詳しくいうと”銀行に貸し付けている”ことを意味します。その恩恵として、私たちは利子という形てわずかではありますが余分にお金をもらっています。なぜかお金を銀行に預けることが常識だと勘違いして、ただ盗難の心配がなく安心だとか、バイトや企業からもらう給料が自動的に振り込まれるからだとか”普通”だと思っているから本質が見抜けなくなっているように思えます。
ではその国民の預金を預かる銀行はどのように機能しているのでしょうか?
まず第一に銀行の主な役割は、国民から小利子で預かったお金を融資することで、利益を得ています。将来的に利益が見込める個人や法人を査定し、融資することで、将来、振り込まれる融資額+利子で銀行は成り立っているのです。そのお金の量が多ければ多いほどリスクも高まりますが、将来的に、多額の利子が入るので儲かるわけですね。
要するに銀行は、エネルギー源として、国民から財布のお金を多く小利子で預かり、それをリスクを含みながらも、商売ユニットへと投資を行うことで儲けるマネーゲーム媒体だといえます。もちろん銀行よりもハイリスク、ハイリターンを商売とするのが証券会社となります。
この銀行は、時に安全資産として国債を買います。銀行の銀行として機能する中央銀行、日本では日銀にお金を預けることで、小利子を得ています。特にデフレ期は、この額は上がります。企業からの利益があまり見込めず、リスクが高くなってしまうからです。一種の短期回避策ですね。現在、成熟社会を迎え、低成長時代に入った日本では、この傾向が強いです。先述したように、企業に融資することでの利益が見込めない銀行は国債を買います。政府も歳入が少ないので余計に国債を刷って、日銀からお金を受け取るという構図になっています。
なので、国民は預金という形で、銀行を媒介して間接的に政府にお金を貸し付けているんですね。
なので、マスコミが報道する借金約1000兆円強の国民一人当たりの借金額は約800万円は大嘘になります。
この仕組み理解できたでしょうか?
加えて補足すると、国の財政はいま健全に機能しています。借金していて政府が歳入減で赤字なのは事実です。しかし対外資産よりも対外借入金は2倍近く少ないので、日本は国際的な視点で見ると、黒字大国なんですね。
なので、マスコミの報道や新聞が報じる記事は人為的な操作が介入されていて、偏ったバイアスを含んでいます。その目的とは、政府が将来的にするであろう消費税増税のための言い訳です。
ということで、日本の借金はウソということでした。

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