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坐骨神経と梨状筋の位置関係

梨状筋と座骨神経の関係を知っておくのは触診やトリートメントをする上で、とても大切です。何故なら腰部や股関節、骨盤、下肢への触診とアプローチが凄く鮮明になるからです。


座骨神経が仙骨を出て腿部に向かう時に、梨状筋と上双子筋の間を縫う様に走行しています。

この位置関係から分かる通り、梨状筋や上双子筋が癒着を起こすと座骨神経を圧迫し、座骨神経痛の原因になることがあります。


梨状筋と座骨神経の位置関係を知る事により、臀部を触診するときに不用意に座骨神経を触らなくてすみますし、正確に梨状筋や他の外旋筋を触診することが出来ます。目安としては坐骨結節と大転子の真ん中、もしくは少し内側を座骨神経が走っています。

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