休場日② タレントって仏教用語なの、知ってました?

こんにちは。
自律反発の神です。

今回も箸休めの記事になります。
金曜日なので、株から離れて頭をリフレッシュしましょう!

今回は、タレント という言葉について書いていこうと思います。

私は結構寺社仏閣が好きで、株でもうけたお金の1%を全国各地のお賽銭箱に寄付しています。

お寺って静かで心がリフレッシュするので、休みの日はよく行ったりします。
掲示板なんかにお坊さんが書かれた言葉を見ると、「あぁ、お坊さんも色々あったんだな」と思ったりしますよね笑

以前訪ねた有名なお寺で見かけた冊子の中で
タレント(タラント)についての話があり、目から鱗だったので記録がてら書こうと思います。

昔、お釈迦さまは3人の弟子に言いました。
釈迦「それぞれ5タラントのお金を渡すから、私が修行中預かってくれ」
弟子ABC「かしこまりました!」

~それから2年後~

釈迦「お前たち、私が渡したタラントはどうした?」

弟子A「はい!私は株式投資で5タラントを20タラントにしました!」
釈迦「なるほど。お前には株式投資の才能があったのだな。よくやった。
  もうけた15タラントはお前のものだ。もっと精進しなさい。弟子Bはどうだい?」

弟子B「はい!私は5タラントで飲食店を経営し、7タラントにしました!」
釈迦「よろしい。飲食店で人々の幸せに貢献したのだな。残りの2タラントでもっと幸せを世に広めなさい。弟子Cはどうした?」

弟子C「はい!私は預かった5タラントを誰にも取られないようしっかり預かりました!」
釈迦「そうか。お前はタラントが手元にあったにも関わらず何もしなかったのだな。お前は私の弟子失格だ。せめて貧しい方に分け与えるべきだったのではないか」

この話を聞くと、"預かったお金"を勝手に株式投資したり飲食店に使った弟子A Bはやばいやつに思いますよね。
しかし、タレントをお金ではなく「時間」や「才能」に置き換えてみるとしっくりくると思います。

与えられた時間や才能を何もせずにただ過ごしているだけでは、自分にとっても世界にとっても損失です。
もし仮に5タラントを失ってしまったとしても、"経験"が手に入るし
お釈迦さまも笑って許してくれるんじゃないでしょうか?

いずれこの世を去るわけだし、生きてる間くらい人を喜ばせたり助けたりするのに自分のタレント力を発揮してみては?

この話を読んだときから、私のタレント力ってなんだろう・・・?
地味に稼ぐ能力?笑
結構物を直すのとか好きなので、そういう才能もあるのかな。

ちなみに1タラントは現在の貨幣価値に直すと6,000万円らしいです。
3億をポンって渡すって、お釈迦さまやべーっす笑
だから弟子ABも、「お釈迦さま金持ちだしなーちょっとくらいいいか笑」ぐらいだったかもしれませんね。

みなさんも土日に考えてみては?
良き週末を!

~追記~
キリスト教でも同じような逸話があるようです。
タレントは全世界共通!


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