Whyからはじめる企画書の書き方
あるプロジェクトを、新入社員のWに任せることにした。
まだ入社して2ヵ月。
業界のことは、全然把握できていないと思う。
それでも弊社は小さい会社なので、新入社員だろうが大きな仕事をどんどん振る。
圧倒的なスピードで成長して欲しいし、すぐ戦力になってもらわないと困るという事情もある。
さて、プロジェクトをするにあたって、1枚の企画書を書いてもらうことにした。
ざっくり企画書書いてとお願いするのは、さすがに無理があると思い少しアドバイスをした。
①Why:なんでそもそも、俺らこのプロジェクトやるんだっけ?
②Who:誰に向けてやるんだっけ?
③What:なんで、顧客はこのプロジェクトを買ってくれるんだろ?
④How:うまくやるにはどうしたら良いんだろう?
①から④に向けて考えることが大切。
企画をするとき、やりがちな誤りはHowから考えてしまうことだと思う。
誰に向けて、何を売るか考えていないのに、どうしたら上手にできるかウンウン考えてしまうやつ。
そして、そもそもWhyがしっかり固まっていないと、壁にぶつかった時に「なんで俺らはこんな苦しいのに頑張っているんだ...」となる。
だから、企画書は順番だよ。
まず、Whyからはじめる。
次にWho。
想定顧客。
これはわかりやすい。
そして、What。
自分たちは、何をもってして顧客から選ばれるか。
目に見える具体的な商品やサービスじゃなくて、顧客が決断した理由。よく言われるように、ドリルと穴の話で穴がwhatだ。
そして、最後にHow。
こんなことじぶんがサラリーマンだったときは、誰も教えてくれなかったから必死に身につけたけど、知らないと損ですよね。
がんばれ、W〜。
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