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旅人スタッフの交換制度はじめました。

乗鞍のゲストハウス雷鳥高山のcup of tea、金沢のグッドネイバーズ(弊社)で、スタッフの短期交換制度を始めました。

まだ名前はありません。
仮に、ホステルライフとしています。

ことの発端は、
旅が好きでゲストハウスで働いてるのに、忙しくて旅ができないのおかしくない?!という疑問でした。

この疑問とそれに対する打ち手を、ゲストハウス雷鳥のオーナー藤江さんに話したところ、「おれも同じこと思ってた!」と言われたので、cup of teaのたくろうくんも誘い、とりあえず走り出してみました。

旅人には旅人らしい生き方を、

旅人は好奇心のおもむくまま、自由に移動を繰り返す人たちです。

住み慣れた街を離れ、バックパック一つで新しい街へ移動する。気に入った街があれば長く滞在し、飽きたらまた動く。

そんな多動の旅人たちの受け皿として、ゲストハウスはとても居心地の良い働く場所だと思います。

旅をしなくても世界中から旅人がやってきて、旅をしているような気分を味わえるからです。

一方で、ゲストハウスで働くことで身体的にスタックしてしまい、好きだった旅を続けることができないというジレンマを抱えることもあると思います。

実際、オーナーのぼく自身ですら、時々仕事を忘れ旅に出たいと願うほど。きっと、ぼくらのDNAには旅心が刻まれているのでしょうw。

今回この制度を始めるにあたり、グッドネイバーズのえりかちゃんが雷鳥に行くことになりました。

もちろん強制的に行ってもらったわけではなく、この取り組みの骨子を説明し納得してもらった上で、決めてもらいました。

ちなみに、同タイミングで雷鳥からグッドネイバーズにスタッフが来る予定でしたが、都合がつかなくなってしまい、弊社のシフトがキツくなってしまったのはここだけの話です。(スタッフ交換制度じゃなくて、スタッフ派遣制度やん・・(笑)

まだ乗鞍に行って一週間も経っていないので、どのような気持ちで働いているか聞いていないですが、彼女のツイッターを見る限りとても楽しそうです。

「ホステルライフ」の制度

発案してから実行までたった2ヵ月しかなかったので、ざっくり概要を決めただけです。あとはやりながら修正します。

【期間】
1ヶ月〜

【給与について】
出張元(所属先)の給与体系にしたがう。
出張先で勤務した時間分の給与金額を、貸し借りするという形。

今回の場合、えりかちゃんはグッドネイバーズで時給1000円で働いているため、雷鳥で100時間働いた場合はグッドネイバーズが雷鳥に10万円分の貸付をしている、という状態になります。

経理上、どのような処理にするかこれから考えたいと思います。

【寮費について】

出張先の宿のルールを適用する。

【交通費】
スタッフ負担とする。

【勤務時間】
30日(1ヶ月)あたり100時間を基準にしています。
少ないとオペレーションに慣れる前に終わっちゃうし、多すぎるとスタッフの負担も大きいかなと。

「ホステルライフ」の良いこと

スタッフ側にとって良いことは、新しい土地で新しい生活を送ることで、心身ともにリフレッシュできることだと思います。旅人は場所が変われば、テンションも上がりますよね。

また新しい仲間に囲まれることも刺激になるはずです。じぶんの将来やキャリアを見つめ直す良い機会になるかもしれない。ゲストハウスのスタッフは、面白い生き方を実践している人の宝庫だからです。

一方で経営側にとって良いことは、外部から見た自宿の強み・改善ポイントを把握&吸収できることが考えらます。

ゲストハウスは個人経営の宿が多い中、工夫して顧客満足度を上げている宿がある一方、予約管理などバックエンドの業務で生産的な仕事ができていないところも多いはずです。

当然与える側はノウハウ流出に繋がるので、お互いがwin-winになれると信じうる宿同士の信頼関係は必至ですが。

また提携する宿の閑散期と繁忙期がずれている場合、スタッフを派遣することで、暇な宿は人件費の抑制に繋がり、忙しい宿は働き手が増え運営が楽になるというメリットも考えられます。

現状、乗鞍と高山と金沢では旅行者の季節的な増減はほぼ同じですが、異なる地域の宿と連携することで十分可能なのではないでしょうか。

最後に、自由でフレキシブルな働き方を提唱することで、良い人材の採用や長期的雇用も期待されるはずです。

これからはますます人手不足の世の中なので、選択肢の多い働き方がある方が旅人にも魅力的に映るでしょう。

ホステルライフの未来

じぶんが信じている価値観のひとつに、「流動性が高まると世の中良くなる」というものがあります。

人でも文化でも考え方でも何でもいいけれど、異なるものが触れ合い、刺激し合い、交錯することで、よりベターなものに生まれ変わると思っています。

だからこそ、旅は人生の最高のコンテンツだと信じているし、旅する人を増やすような仕事をしています。

日本の雇用制度は、不自由で流動性が非常に低いので、ぼくらゲストハウス事業者だからこそ可能な打ち手を使って、人の流動性を上げていければいいと思っています。

おわり。


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Takuya Yoshioka

『旅のある人生を設計する。』 3年半海外を放浪→東京で7年サラリーマン(3度転職)→31歳で一念発起で起業。現在金沢で4軒のゲストハウスを経営中。 | ゲストハウスの裏側 | インバウンド | 旅する社長 | マーケティング | 元星野リゾートの海外マーケ
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