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キャバクラの給与システム

はーい今回はね、給与システムの話です。熱中症になりかけながら書いてます。

色々ありますが、大体大きく分かれて3つなんです。

①給率
②売り上げスライド
③ポイントスライド

この3つが主なシステムです。

バックにや引かれものはまた後ほど説明します。

その前に先にわかっていて欲しいことは、最初は必ずお店がこの子はこの時給ならば、売り上げを上げてキープできるだろうという判断を面接と体入でしてから、地方なら1〜2ヶ月、都心なら1〜3ヵ月どんな売り上げでもこの時給は保証しますよ〜という保証時給を提示します。入店が決まるとそれがスタートの時給になるわけです。大体時給をお店に聞いたら〇〇円くらいですと言われたり、求人サイトの本入時給という記載はこの時給のことです。なので、求人はあまり信じない方が良いです。

さて①の給率ですが、
お店側はこれを元にほとんどのシステムを決めていくので、お店がどんなシステムであろうが、これは覚えてください。都心のの高級店はこのシステムが多いです。

このシステムはまず、
自分の給料÷自分の売り上げ×100=〇〇%
というように算出し、各店舗ごとの規定の%で時給などの上げ下げを決めていきます。

例えばですが、自分のお給料が50万で売り上げが100万の場合、給率は50%になります。
次に、自分のお給料が200万で売り上げが100万の場合給率は200%です。

この数字からみて、給率は高い方が良いのか?低い方が良いのか?どちらだと思いますか??

いや〜そんなのたけー方が良いだろ!!
馬鹿だろ!!

って思った方は不正解です。ぶっぶー

正解は低い方が良い。なんです・・・ぇえ!

もっと簡単に言い表すと、自分の売り上げを100%とした場合に自分はその中から何%が自分の給料になっているかを把握する数値です。

大体お昼の正社員の人件費は30%が良いとされておりますが、キャバクラの場合は30%だったら鬼優秀です。ただそれだと店がもらい過ぎということで女の子は萎えるので、大体50%が理想の給率と言われてます。

なので、給料50万なら100万売ろう!って感じです。

この給率制のメリットですが、
時給の下がり方が緩やかというとこにあります。

給率制の場合、入店時に決まった保証時給からスタートし、それがベース時給となっていくんです。

保証期間が終わり、その後の給率で〇〇%ごとに時給〇〇円UP〇〇円DOWNという感じで変動していきます。そして、ほとんどの店は給率が200%以上超えてしまうと一律〇〇円DOWNといった具合に「あ、終わった」というひどい下がり方はしませんので、稼ぎが安定するんです。その代わり、上がり方も緩やかなので、そこがデメリットですかね・・・まぁ高級店は時給が高い女性ばかりなので、もし売り上げスライド制だったらかなり早い段階で挫けてしまうんじゃないでしょうか・・・シビア!!!

次に②の売り上げスライド制ですが、これを採用しているお店は最低の時給が大体、2000〜2500円くらいの大衆店に多いです。

いわゆる、少し都心を外した繁華街にある地方店にこのシステムを採用する店が多いです。

これは本当に売り上げ至上主義って感じです!!ひぇえ
店の規定で売り上げごとに時給の上げ下げが決まりますが、保証が切れて売り上げ0の場合、店の規定する最低時給になります。一気にです。先月時給5000円だったけど、いきなり2000円やんけ!!なんじゃこりゃあ!!ってなんてこともあります。

ただ売り上げのある子はグングンすごい勢いで
時給が上がります。アメリカンドリームです。(は?)

ただ、基本的には大衆店で、平均も3000円くらいだったら全然売り上がる額なのでそこまで心配しなくて大丈夫です。

さぁ気を取り直して最後は③
ポイントスライド制です。これは高級店・地方店でも割と多く採用されます。
簡単に言うと、場内指名や本指名の数、同伴の数・ドリンク杯数などなど各店舗の規定の条件をクリアするごとにポイントとなって反映され、その合計ポイントごとに時給の変動があるものです。なので、売り上げないけど、指名のお客さんはたくさんいるよ!キラッ
って子におすすめです。

デメリットでいうと、太客一本釣り!!おりゃあぁ!!で売り上げがドカンとある子にはあまりおすすめしません。なぜかといえばそこまでお金を使わなくても、いかに指名お客様を呼べるか?が一番大事なポイントになってくるので、店の規定だからと時給に反映されないなんてこともあります。

まぁ流石にめちゃめちゃ売り上げがある子に関してはさすがに時給が歩合制になったりと待遇はよくなりますが・・・とりあえずわかりやすくなるようにここでは説明しています。

それともう一つ、売り上げ折半というものがあり、売り上げが大体200〜300万を超えてくると、どんな出勤数でも売り上げの半分から60%は渡しまっせ!という夢のような話が舞い込んだりもします。

簡単に言うと3日で300万売り上げても本当は時給とバックだけだったものがいきなり150万に化けるわけです。すげえ・・・・夢あります。

大衆店だと100〜150万でやってくださるところもあります。

そして最後にバックや引かれものの話です。

バックとは時給以外にもらえる歩合のことです。バックの種類ですが、大体は同伴バック/場内指名バック/本指名バック/ドリンク/ボトルetb…です。

同伴バックに関しては同伴1回につき大体数千円のバックの店やその際に使った小計(税金やサービス料を抜いた金額)の10%〜30%といったお店が多く、ちなみに同伴は「出勤前に飯食ったり買い物行ったりして出勤と同時にお客様を連れてくる」もしくは「店の前で待ち合わせをして、一緒に来る」ことを指しています。

場内に関しては1本や1セットごとなど店によりますが大体500円〜となっており、場内指名というのは通常1セット50〜60分の間にご指名の無いお客様に対して、3〜4人ほど10〜15分ごとに女の子が入れ替えでつきます。ここで、そのまま席にずっといて欲しいという要望があると、場内指名ということになります。

本指名に関しても小計10〜20%くらいではないでしょうか?本指名はそのまんまです。あなたを目的でいらっしゃったお客様が使った税・サービス料を抜いた金額がそのままバックとなります。

上記のものは各規定の売り上げや時給・そして給率に達していないともらえない店もあります。悲しい話ですが、本当です。

最後に引かれものについて!
引かれものは大体のお店が
・お給料の総支給額から10.21%の所得税と復興支援税
・ヘアメイク代 1000〜1500円
・厚生費(ライターボールペン、トイレットペーパーなどのみんなが使うもの) 1000円〜
・送り代 距離によりますが1000円〜

主にこれです。

え?は?引かれまくりやんなんなんマジで!

って思うかもしれませんが落ち着いてくださいごめんなさい。これはどこのお店もそうです。免除とかないん?とか思ってもそんなに甘くありません。

長々となりましたが、こんな感じです。

あ〜疲れた

次回もお楽しみに。

相談はLINEまで
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