『ソプデトの涙』

大好評の夏井由依先生の描く古代エジプトロマンス『セルケトの永遠』の続編（スピンオフ）がロマンスヒルズコレクションに登場しました。
『セルケトの永遠』に登場した兄と、滅びた国の王女の物語です。エジプトの風を感じる極上の古代ロマンスをお楽しみください。

あらすじ

「帰るな、ソプデト。余のもとにいろ」

薄幸の王女が愛したのは、神と等しく崇められる偉大な王だった…神々が紡ぐ至極の古代エジプトロマンス。
小国の王女ニナーナは、敵国の侵略により国と家族と民を失い、ただ一人で隣国に保護された。隣国は大河と太陽の恵みを受けた豊かな国。悲しみを背負うニナーナと対峙した王は、彼女を侍女にするという。
王の態度に戸惑いながらも侍女としての日々を過ごしていたが……

編集部のおすすめポイント

『勝手にロマンス大賞』を受賞された夏井先生の古代エジプトロマンスです。美しい情景描写、ヒーローのかっこよさ、芯の強いヒロインの静かな情熱など、ロマンスがつまっています。前編になる『セルケトの永遠』に登場した彼らも登場するのでお楽しみに。

夏井由依

代表作にはハニー文庫『初夜〜王女の政略結婚』など古代エジプトが舞台の作品や、ヨーロッパが舞台の『黒狼と赤い薔薇〜辺境伯の求愛〜』などがあります。