多くの人は心理術や心理テクニックを学んでも実践できていません。こうした心理テクニックを実際に活用するにはどうすればいいのか？　

心理術の本でもいろいろと書かれていますが、基本的に大きな軸となっているのは、人を操る心理テクニックの「基本原則3つ」、そして心理テクニックのベースとなる「信頼関係」なのです。この二つを徹底的に意識することで、初めて心理術は生かされてきます。

　基本原則を理解してから心理テクニックを使えば、自然と「なぜこのテクニックは機能するのか？」という根本的な仕組みが身につきます。そうすることで初めて、心理術が人を操る最強の武器になるのだと体感できるのです。

では、3つの基本原則とはどのようなものかをみていきましょう。

1　相手を理解する

2　人の行動や言動の核となる価値観や行動原理を特定する

3　ここで初めて「心理術」で相手の頭と心を説得する

この基本原則は非常に大事です。

このたった3つの基本原則とあなたと相手との信頼関係の構築さえ意識できれば、心理テクニックを活用して高い成果を残せるようになります。

基本原則はいわば心理術の土台づくりです。

今まで実践しても結果を出せなかったのであれば、この原則を必ず意識してください。

そうすれば、いかに相手のことを考えていなかったのかがわかることでしょう。