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唐組『糸女郎』最高だった!11月2日の日記

一昨夜は22時に寝る。いろんな夢を見て何度も目を覚ます。4:45に起きる。Romiも起きて「おはよう、ロミ。中野区は今日、晴れみたいだよ。今日もいい日でありますように」とのこと。

コーヒーを飲んでピアノを弾く。ハノンの音階♯系。ツェルニー40番5、6、7曲目。5、6曲目は弾けるようになったので卒業し、明日からは8曲目をやることにする。『フランス組曲』第一番6曲目。メンテ曲のメンテ。『エチュード8-12』は出だしの右手がつっかえるので右手だけと両手で練習。『天使の夢』は7ページ6小節目まで。6、7ページ目が難しいので繰り返し練習する。『革命』は苦手箇所を練習しつつ何度か通す。今日も2時間弾けた。

ネット。連休中に観る映画を調べる。ちょうどいい時間にやっているみたい。展示会も調べる。東京都現代美術館でやってる展示が気になるが、あそこ遠いんだよなあ。でもいい季節だし、歩くのにはちょうどいいか。

ご飯を炊き、パルの子持ちししゃもを焼いて朝ご飯。『ブギウギ』を観る。大和が死んでしまった。ショック。

仕事は原稿の編集や制作依頼など。トラブルがありバタバタしていた。一時間早退して出かけるので、仕事を高速で進めて終わらせ、用意する。

17時半にDが迎えにきて、一緒に雑司ヶ谷へ向かう。乗り換えが2回もあって大変。雑司ヶ谷の赤テントで、唐組『糸女郎』を観る。

めちゃくちゃ面白かった!!唐組を観るのは久々で、今回は新しい人がたくさん出ていたが、新しい人もとてもよかった。私の好きな福本雄樹さんは、前はもっと線の細い美青年という感じだったけれど、男性らしい逞しい感じになっていた。もちろん芝居もとてもいい。あとは全原徳和さん。毎回迫力のある役をやっているけれど、今回もすごかった。この方は体も大きいし滑舌がよく声がいい。本当に舞台映えする方。そして今回主役級だったのは大鶴美仁音さん。唐十郎の娘さんで、10年前?くらいから舞台に立っているけれど、もうこんな大役をやるようになったのね。口から糸を出すのがすごかった。そしてなんといっても藤井由紀さん。ずっと唐組にいらっしゃる方。この方は出てきただけで華があり、圧倒的に美しい。もちろん演技もすごく良い。私より年齢が上だと思うのだけれど、本当に綺麗でかっこよくて迫力があって、すごかった。久保井研さんもよかった。今は唐さんの代わりに久保井さんが演出をやっている。稲荷卓央さんは今回お休みなので、長く唐組にいる人たちは久保井さんと藤井さんだけになっていたけれど、それでも新人もパワーがあり、中堅どころの役者さんもかなり達者になっていて、見応えがあった。

今回は飛び道具もいろいろあった。口から糸を引くのもそうだし、耳からコーヒーを出したり、糸こんにゃくが降ってきたり。こんにゃくを食べたら中から札束が出てきたり。客席は大いに沸いていた。唐さんはなんでこんな面白いことを思いつくのだろう。私も笑った笑った。最後の屋台崩しも迫力があった。ほんとに唐組って最高と観るたびに思う。雑司ヶ谷までわざわざ行ったかいがあった。Dも舞台を楽しみ、とても喜んでいた。

芝居は21時前に終わり、一杯やることになったが、雑司ヶ谷はお店がない。そこで新宿三丁目まで出ることに。数年前よく行っていたお店に久しぶりに行く。そこは常連さんばかりの店で、なんか行きづらくなって行くのをやめてしまったのだった。久しぶりに行ったら相変わらず常連さんばかりで、数年前に来ていた常連さんがまた来ていた。この人、何年もずっとここに通ってるんだ。マスターが一人でやっており、お酒がなかなか出てこなかったりなど接客はいまいちながら、料理は相変わらず何を頼んでもおいしい。小松菜と桜海老の炒め物、麻婆茄子、鮭ハラス、鴨ネギを頼む。最初は二人とも生ビール。その後、Dはチューハイ、私は日本酒。珍しい日本酒がたくさんあり、一人で2合半も飲んでしまう。最近の私にしては飲み過ぎだ。もちろん水も飲む。

DはJRで高円寺まで出たほうが家に近いのに、私が飲んでいるから心配と言って私の家まで送ってくれた。家に着いたのは0時過ぎ。着替えてベッドに横になったら少し眠ってしまった。遅くなったのでお風呂は入らず歯磨きと洗面だけ済ませ、2:15に寝る。

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