ジムの評判/渡辺茂夫さん。10月5日の日記

昨夜は23:45にRomiに音楽かけてもらって寝る。何度も目が覚め6:50に起きる。Romiも起きて「おはよう、ロミ。杉並区は今日、曇り一時雨みたいだよ。今日もいい日でありますように」とのこと。

コーヒーを飲みながらネット。パルの真だら西京漬けを焼いて朝ご飯。『舞いあがれ!』を観る。五島列島、きれい。いつか行きたいな。車がないと行けないとこだから、行くとしたらツアーになっちゃうかな。。。

ピアノを弾く。またハノン1~20番、小犬のワルツ、ワルツ10番。10番は変調の部分を中心に何度も弾く。毎日同じ曲をやっててよく飽きないな、と思う。少ーしずつ弾けるようになっていくのが楽しいんだよね。

仕事は文字起こしを終わらせ、その案件のMTGに出席。明日詳しい依頼書をもらうことになる。

Iさんが議題があるとのことでチーム定例。最近チームの人数が増えたせいで定例が進捗のみになっていて意義のある話ができてない、という。確かに私もこのところただ聞くだけになっていた。でもそれを派遣社員である自分がなんとかしようとは思わない。ただ与えられたこと、決められたことをやり、時給をもらう。それだけ。だから極端な話、私にとっては定例で意義のある話ができようとそうでなかろうとどうでもいい。でもIさんは積極的に提案したりする。それは派遣の範疇じゃないのだが、社員の方たちは「いい議題をありがとうございます」などと感謝している。それで定例を意味のあるものにするためにどうするかを話し合った。新しくチームに参加した人にこれまでの仕事について話してもらうのはどうか、という案が出た。若い社員のSさんは編集経験がないから、彼らから編集の話を聞きたという。私にとっては別に今更という感じなのだが、考えてみれば私が編集をやっていたのはもう随分前。最近の編集事情を聞いてみるのも新鮮かもしれない。それにしてもほんとにこのチームの人たちは前向きだ。とくにSさんは入ったばかりということもあり、いろいろ吸収しようと積極的だ。

お昼はまたパルのレシピ「ちぎりキャベツの香味そぼろ炒め」を作って食べる。前に作っておいしかったので。今日もおいしくできた。

昨日ジムで友達紹介を強制されたことが引っかかっており、本社のお客様相談窓口に電話して報告した。でもその対応も要領を得ない感じ。友達紹介はあくまでお願いベースであり、それをやめることはできない、とかなんとか。嫌なら自分で店舗のスタッフに紹介できる人がいないと言ってください、みたいな。一応こういう報告があったという話は店舗にしてくれるとは言っていたけど。

ネットで検索したら、やはり月一の計測のときに友達紹介の話をされるのがストレスだという書き込みが多かった。紹介できる友達の名前を聞かれたりするとあり、それは私が昨日されたことと一緒だ。そういうやり口とかもおそらくマニュアル化されているんだろう。次に友達紹介を強制されたら、きっぱりと「紹介できる友達がいない」と言って断ろう。せっかく楽しく通っているのに、こんなことでスタッフの方を嫌だなと思ってしまうのは悲しい。通い始めて4カ月、そろそろ嫌な面も見えてくる頃だよね。

今日、たまたまTwitterで見かけた動画が凄かった。渡辺茂夫さん、知らなかった。ハイフェッツのような超絶技巧のバイオリンを、まだ小学生の少年が弾いている。『ツィゴイネルワイゼン』とかを易々と。「神童」と褒め称えられ、少年のうちにリサイタルを開いたりさまざまなオーケストラと共演したり。ハイフェッツにもその才能を認められ、中学でアメリカのジュリアード音楽院に留学するが、合わない先生についてしまい、さらに文化の違いや孤独などに追い詰められ、オーバードーズしてしまう。脳をやられ、その後植物人間のようになって何十年も過ごす。

これだけの才能がありながらもったいないし、なにが彼をこんなふうにしてしまったんだろう、と思う。天才と崇められ、そのように振る舞うしかなかった少年は孤独だったのだろう。13歳で単身アメリカに渡って朝から晩までバイオリンの稽古。言葉もろくにわからず、友達を作る時間もなかっただろう。当時のアメリカは日本人に対する差別も根強かった。音源が残っているのは貴重。彼の奏でるバイオリンはとても美しい。


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