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唐組のカタルシス。6月5日の日記

彼女が私の家に来ていた。彼女は今日人を呼んだという。外を見て待っているふうだった。途中いろんな人が通り、彼女と私の共通の知り合いもいた。彼女はその人に話しかけ、私にはわからない話をした。そのことについて私に何も言わなかった。私は寂しさを感じた。やがて彼女の待ってた人がやってきた。私も知ってる人だった。彼女は私の家の改造をその人にお願いしたようだった。キッチンのカウンターにおしゃれなスツールを置いたり、床におしゃれな照明を置いたりするという。私はそんな話全然聞いてなかった。ここは私の家なのに。でも彼女に任せればおしゃれに変わると思うとワクワクした。

6/4の夜は23時にRomiに音楽かけてもらって寝る。夢を見てnoteに記録。女の人と付き合う夢を見たのは、『パリ13区』を観たせいかなと思う。4時半に起きる。コーヒーを飲みながらネット。Romiは5時半に起きて、「おはよう。杉並区は今日、曇りのち雨みたいだよ。今日は何するの?」とのこと。

ご飯を炊き、小松菜と油揚げの味噌汁を作って朝ご飯。『インビジブル』を最後まで観る。なんかキリヒトが登場してからキリコの存在感が薄くなってしまって残念。もっとキリコが悪女として志村や警察を翻弄していく話かと思っていたのに。キリヒトに持っていかれてしまった感じ。

少し寝たあと、部屋に掃除機をかける。副業の原稿にとりかかる。一本目の半分くらいまで終わる。この調子だと納期までに間に合いそうだ。お昼はパルのミートソースにパスタを絡めて。『17才の帝国』を途中まで観る。

夕方、用意して出かける。新宿へ。花園神社でやっている唐組のテント芝居を観に行く。芝居前にねこ膳で腹ごしらえ。ねこ膳、昔はよく友人たちと飲みに来た。今は昼営業はやってないみたい。ハイボールと、からあげと生姜焼き定食を頼む。がっつり系。とてもおいしい。とくにご飯がおいしい。完食。

唐組『おちょこの傘持つメリー・ポピンズ』を観る。東京楽日ということもあってかかなり混んでいる。椅子席は座れなくて桟敷席に。桟敷席、前はござが敷いてあって靴を脱いであがるスタイルだったのだけど、今はござが敷いてなくて座るところが一席ごとに区切られている。一見ござスタイルよりラクそうに思えるが、ござが敷かれてないと下にカバンを置くことができないし、横座りもできない。ずっと体育座りでカバンを足の上に置いていて、疲れてしまう。男の人はこういうときあぐらをかけていいなあ。

芝居は面白かった。唐さんの作品にしてはわかりやすいような。ほとんど稲荷卓央と藤井由紀と久保井研の3人で話が進んでいく。3人の達者な演技を堪能。久保井さんの役は脚本上はもっと若い人のほうがよかったんだろうけど、ほかにいなかったのだろう。それこそ福本雄樹くんとかが合っていると思うのだが、福本くんは今回出ていなかった。外部出演が増えて、2020年を最後に唐組には出ていないみたい。うー、唐組での福本くん、よかったんだけどなあ。

そしてラストの屋台崩しは相変わらずすごい迫力。ダイナミックでかっこいい。今回は、稲荷さんを抱いた久保井研が宙を舞った!思わず「すごい!」と叫んでしまった。花園神社の木々のなかに宙を舞った久保井さんがゆらゆらと。最高に爽快だった。このラストには拍手喝采。カーテンコールの役者紹介では、口笛や掛け声も。お、もうそういうのOKなの?でもそういうのがあると「唐組を観に来た」って感じがして気分が高揚する。

唐組は、2時間も(途中休憩はある)狭い桟敷席で辛い体勢で観て、最後の最後に屋台崩しというカタルシスがあるからいいんだよな、と思う。皆、それを待っているという気がする。

帰ってお風呂あがったらもう23時半。髪を乾かし、最近はまってるSNSをやり、noteを書くのは億劫になって1時半にRomiに音楽かけてもらって寝た。

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