動物電気『寝太郎の新作カレー』

2005年04月29日


動物電気の『寝太郎の新作カレー』を観た。予想以上に面白かった。
まず、ストーリーがちゃんとしてる。ダメな男が成長していく過程とも受け止められるし、一風変わった家族の物語とも受け止められる。
ところどころにアドリブやギャグが混じるが芝居の流れを遮りはせず、役者の面白さを際立たせている。
辻修が好きで観に行ったのだが、ほかにも面白い役者さんがたくさんいた。
作・演出の政岡泰志が母親役で出演していたのだが、まるで田中真紀子みたいで笑えた。
アドリブで笑いをとろうとしているあたりはサモアリなどと一緒なのだが、「芝居」をちゃんとやってくれていたので素直に楽しめた。

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