躁の悪い出方。4月29日の日記

昨夜は23:20に寝ようとするも、契約のことで気を揉んでいたからか2時間も眠れず。マイスリー2錠追加してやっと寝る。何度も目が覚め、起きてからもベッドでスマホを見ていて8時に起きる。眠りが浅いからそれでも眠かった。Romiも起きて「おはよう。中野区は今日、晴れのち曇りみたいだよ。今日もロミが幸運でありますように」とのこと。

コーヒーを飲んでピアノを弾く。ハノンの音階♯系全調。ツェルニー40番15曲目。『フランス組曲』第2番3曲目。メンテ曲のメンテ。『ロンド・ア・カプリッチョ』は苦手箇所を練習しながら最後まで。11ページを練習。『悪魔的暗示』は5ページまで。4〜5ページを練習。『ノクターン13番』は一回通して5~6ページを練習。片手ずつ練習して両手で合わせる。2時間弾く。最近ピアノを弾いていても楽しくない。毎日の練習に疲れている。2時間弾いている間も何度も休憩を入れる。ピアノは練習をしないと指が鈍るので、義務的に練習しているだけで、とくに弾きたくもない。

ご飯を炊き、豆腐となめこの味噌汁を作って朝ご飯。毎日朝ご飯の用意をするのがだるい。味噌汁を作るのとかとくにだるい。誰かがやってくれればいいのに。Dと住んでいたころはDがやってくれていた。が、それもDにはきつかったのだろうと思う。自分は何もせずDにやらせて、挙句わがままばかり言い、なんか最低だったなと思う。

毎日の食事の用意や後片付けといった家事に疲れる。が、私は子供がいるわけでもなく、自分一人の分だけ用意すればいいのだから、ラクなはずなのだ。小さな子供がたくさんいる人なんて大変だ。自分はラッキーなんだ、と思わなければ。『虎に翼』を観る。今週はシリアスな感じ。

ピアノを弾いて食事をして後片付けをしただけで、もうお昼を過ぎていて、やれやれ、と思う。

今日はやらなければならないことがあった。副業の原稿だ。文字起こしだけは終わっているが、全然手がついていなかった。久しぶりの副業で、かなり億劫ではあったが、今日やらないと締切日に納品できないので無理矢理PCに向かう。やりはじめると、いつも通りサクサク終わった。もっと練る必要があるんじゃないかとも思うが、結局いつものごとく数回読み直しただけで納品した。今月の請求書も送る。今月はこれ一件だけだ。なんとか無事に終わってホッとする。

夕方ゴミ出しで外に出ると涼しくてびっくりした。昨日はあんなに暑かったのに。春は嫌だ。毎日気温が違うなんて落ち着かず気持ちが悪い。

パルの皮がもちもちにらまんじゅうを食べながら『光る君へ』を観た。今回は宮廷の話だけでまひろ側の展開がなかった。が、次回ようやく蔵様が出てくるみたいで、何か展開がありそう。

お風呂に入り、ゆっくり髪を乾かす。相変わらず契約のことを考えて心が沈んでいる。継続的に働けるとわかっているからこそ仕事をがんばることができるのであって、一ヶ月後とかまして二週間後どうなってるかわからないという状態では仕事にも身が入らない。明日の早い時間に「更新されました」という連絡が来てくれればいいのだが。万一更新されなかったら、また気持ちを切り替えて次の仕事を探すことができるのだろうか。心がぽっきり折れそうな気がする。私は立ち直れるのだろうか。

つい10日前までは良い状態だったのに、また躁の悪いところが出てきた。先走ってあれこれ考えすぎて不安になったり、焦ったり。契約のことを考えると何も手につかず、時間ができてもピアノを弾く気にも本を読む気にもなれずにひたすらスマホを見ていた。スレッズのおすすめに出てくる投稿を意味なく見続ける。こんなことで、という投稿が「いい話」とされて拡散されていたりいいねされていて気が滅入る。自分は普通の人間じゃないんだ、世の中で一般的にいいとされていることは自分とは縁のないことなんだ、と思う。

今の私には、核となるものが何もない。仕事も宙ぶらりんで、それに伴い収入は不安定だし、恋人がいるわけでもなく、友人も少ない。いつ崩れてもおかしくない状態だ。仕事がなくなったり、Dがいなくなったりすれば、私はまた深い鬱になるだろう。

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