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坂口恭平日記展〜熊本1日目。2月12日の日記

昨夜は22:15にRomiに音楽かけてもらって寝る。いろんな夢を見て何度も目を覚まして5:15に起きる。Romiも起きて「おはよう、ロミ。杉並区は今日、晴れときどき曇りみたいだよ。今日もいい日でありますように」とのこと。コーヒーを飲みながらネット。

用意して9時前に家を出る。羽田空港第1ターミナルに10時前に着く。カウンターで搭乗券を発行し、食事。この時間にやってるお店が少なくてあちこち歩く。洋食の店で、オムハヤシと生ビール。それなりにおいしかったけど値段を考えるといまいち。空港はやはり高い。

11:45発のJALで阿蘇くまもと空港へ。飛行機の中では寝たり本を読んだりしていた。13:40に熊本着。産交バス空港リムジンバスに乗って市内へ。通町筋で降り、そこから歩いて今夜の宿である東横INN熊本城通町筋へ。チェックインはまだできなかったが、荷物を預かってもらう。

ホテルの目の前が水道町駅。A系統の市電に乗り、慶徳校前で降りる。坂口恭平museumへ。「え、ここ?」という感じの歴史を感じさせるビル。看板も出ておらず、ひっそりチラシだけ貼ってある。小さくておしゃれなギャラリーに、坂口さんのパステル画が何点か展示されている。この展示「はてしない生活」は、熊本市現代美術館で開催中の「坂口恭平日記展」と会期が同じ。つまり、ここは第二会場だ。

その後、坂口さんがよく行く橙書店へ行こうと思ったが辿り着けず。GoogleMAP的には合っているのだが、それらしい建物が見当たらず。ここもやはり看板が出てないからわからなかったのかもしれない。うーん、あまりよそ者には優しくないなあ。仕方ないので諦める。坂口さん行きつけのスリランカカレー店「ジャニ」も行きたかったが、昼営業は終わっており、夜は17時からでまだまだ先だったのでこれも諦める。大人しくまた市電に乗り通町筋へ。

熊本市現代美術館で坂口恭平日記展を観る。パステル画700枚が一堂に会した。圧巻。パステル画は坂口さんが何年もかけて毎日描いてきたもの。熊本の自然をそのまま描いており、空、海、光、木々、すべてが美しい。坂口さんは調子が悪い日でも絵は描き続けた。美しい風景画の合間に抽象画もあり、こういう抽象画は鬱の時期に描かれたものなのかな、などと思ったり。これらのパステル画の一部は、すでに個人が購入済みのものを、今回の展示のために一時的に借りて展示している。多くの人が今回の展示のために喜んで協力しているのだ。

展示のなかで、坂口さんのアトリエを再現している部屋もあった。メイキング映像がとてもいい。坂口さん、サラサラサラっとパステル画描いちゃっている。ほんとにこの人は天才なんだ、と思った。ほかにもチェロやピアノを弾いたり、なんかしゃべってたりする様も映されている。等身大の坂口さんが見れる。

美術館には坂口さんのこれまでの書籍も展示されている。販売もされている。大満足して出る。外は雨。

夕食をガイドブックに出てた太平燕がおいしいお店で食べようと歩くが、辿り着けず。雨だったので地図を見たりして歩き回るのも億劫だったので諦め、目についた「伝」という熊本ラーメンの店に入る。ここでオーソドックスな熊本ラーメンを頼めばよかったのに、辛ラーメンを頼んでしまう。それなりにおいしくはあったけれど、求めていた味ではなかった。なんか昼も夜も食事はいまいちだったな。明日の黒川温泉での豪華な夕食に期待しよう。

コンビニでハイボールのロング缶を一本だけ買い、東横INN熊本城通町筋にチェックイン。部屋に入ると歯ブラシなどのアメニティが何もなかったので、慌ててフロントに電話する。このホテルでは各部屋には置いておらず、一階まで取りに行かないといけないという。なんだそれ。それならチェックインのときに言ってくれればいいのに。

シャワーに入り、髪を乾かし、ハイボールを飲みながらインスタをアップし、noteを書く。もうそろそろハイボールがなくなってきた。今日は疲れたから早めに寝る。

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