医療機関への負担増は、治療や病気発見を遅らせ、死亡リスクを引き上げる

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響でさまざまな医療の提供が先延ばしにされた。そんな中、がん治療が4週間遅れると、死亡リスクが6~13%も上昇する可能性のあることが、新たな研究で示された。
Hanna氏は、「この研究結果は、がん患者を大いに心配させることだろう。COVID-19によるロックダウンの影響を受けて、実際に、プライマリケアやスクリーニングを含めたさまざまなサービスが滞り、診断に遅れが生じたのだから」

治療の遅れによる死亡リスクの上昇に加え、検診を控えることによるがん発見の遅れも懸念されている。


(下記画像は上のリンク先より)

画像1

治療控え、検診控えによるリスク向上はがんだけでなく他の病気も同様である。医療施設への負担増が与える影響はそこまで見ないといけない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?