ブランディングが目的だからこそ、成果を求める姿勢が必要だという話

「通用するか?」って通用するわけないんだけど。ていうかこれDXじゃなくて従来のプロモーション活動に関しても同じ話。

多くの職場で「ブランディング」という言葉は曖昧な意味のまま使われ、時にはビジネスに貢献しない仕事を正当化する言い訳にされる。
Webサイトのデザインを変えた程度で「ブランド」に影響を与えることはほとんどない。先鋭的なアートを得意とする企業が、ビジョンに基づき強烈なデザインをリリースするなら、それはデザインそのものがコンテンツになる。しかし通常の企業のWebサイトにおける影響は極めて軽微と言ってよい。
ユーザーが興味を持つのは、目的としていた「企業研究」「子供の薬」「新しい薬」を説明するテキストと画像だけである。(中略)ユーザーは、自分の興味あるテキスト・画像しか見ないため、デザインが統一されているかに気づかない。(中略)Webサイト上の全ページを網羅的にチェックし、デザイン統一されているかどうか点検するような人は、Webサイトの管理者以外には存在しないのだ。

記事では最後こうまとめられている。

中長期でブランドを作るためには、誠実な手段で短期売り上げを積み上げることが最も重要である。(中略)今目の前でユーザーの心を動かせない情報が、2~3年たってから突然思い出され、心を動かすということは決してないだろう。

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