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ビットコインの半減期って何?誰でもわかる解説

ビットコインの半減期って一体なんだ?初心者でもワケがわかるように解説

ビットコインの供給量のしくみ
ビットコインは2009年に誕生した、世界で初めての仮想通貨です。ビットコインの総供給量は2,100万BTCに限られていて、もうほとんど発行し尽くされています。新しいビットコインはブロックチェーンって呼ばれる台帳に約10分ごとに記録されるブロックを生成することで供給されるんですが、そのブロック報酬がある一定期間ごとに半分になる仕組みなんです。

半減期ってなに?
半減期とは、ビットコインのブロック報酬が半分になる時期のことを言います。当初は50BTCが報酬だったのが、2012年に25BTCに、さらに2016年には12.5BTC、2020年には6.25BTCへと4年に1度半減されてきました。このサイクルは最後のビットコインが採掘される2140年頃までずっと続く予定なんですね。

金の採掘で例えると、半減期は鉱山から採れる金の量が半分になるようなものです。ビットコインの発行量を制限して希少性を保つための仕組みなんですよ。

半減期が価格に与える影響は?
半減期が来ると、新たに供給される量が減るので、ビットコインの希少性が高まり、価格が上がると期待されています。でも一方で、採掘者の報酬が減ることでインセンティブが下がり、ネットワークの安全性が損なわれるリスクもあるんです。

過去の半減期で起きたこと
過去3回の半減期では、だいたいビットコインの価格は大きく上がりました。 2012年の半減期時は1BTC=10ドル前後でしたが、徐々に値上がりして最高で1,000ドルになりました。 2016年の半減期でも上昇基調が続き、2020年の半減期の頃には1万ドル前後の高値圏に。 そして2020年の半減期以降は爆発的に高騰し、2024年3月8日には一時7万ドルを超える最高値を付けちゃいました。今(2024年3月下旬)は6万ドル台と高値圏が続いています。

次の半減期に向けて投資家は?
次は2024年頃に半減期が来る予定で、すでにその前後の値動きに注目が集まっているんですよね。過去を見ると、価格は半減期前から上昇し始めるパターンが多いですが、当日の値動きは限定的で、その後の需給バランスの変化を見越した動きになると思われます。

半減期はビットコインならではの仕組みです。供給量の調整を通じてビットコインの希少価値を高め、長期的に価格が上がると期待されていますが、一方で採掘のインセンティブ低下による安全性リスクもあるんです。この半減期の行方次第で、ビットコインの将来価値がグッと変わってくる可能性があります。だから投資家は単に当日の値動きに一喜一憂するんじゃなく、半減期が希少価値にどんな影響を及ぼすかをよく見極めながら、動向を注視する必要があるでしょうね。

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