今のユベントスを見て、東京Vのこと、考える

素人が書いています。そこを踏まえ、割り引いて、多めに見て読んでください。

ディバラ、退団ですか?古い契約を見直して、新しい契約を結ぶことができないんですかね?残念です。

ヴラホヴィッチとザカリアが来た時点で、もう問題が解決したんだろうと、今年は見るのを辞めたんですけど(取り込んでいたのもあります)、余裕ができて戻ってみたら、ショッキングなこと、多いですね。まぁ、自分のような一ファンにできることなんて限られていますけど。

ユーベとヴェネツィアとの試合を見ました。感じたことを書きます。これを参考にして、ユベントスはもちろん、東京Vも色々考えていただければと思います。

思ったのは、アッレグリはちょっと型にこだわっているのではないか、ということ。自分の信念を守るのは大事ですけど、柔軟に考える部分も作ってもいいのではと思いました。そういうこと、できる人だと思います。

今のユーベは攻撃ではサイド攻撃を中心として中へクロスを上げるサッカーをし、守備では4−4−2の陣形か、4−3−3のシステムを守ってゾーンで守るスタイルをとっているようです。

個人の守備能力は高く、パスでもトライアングルを使ったダイレクトでのパス回しをして、相手を崩していくスタイルをとっています。なかなかできることではないと思います。

しかし、です。このスタイルは現在のトレンドでは分が悪い。

まず5バックなど横に広い陣形を取る最近のトレンド、カテナチオというか、分厚く引いて守るスタイルでは、横から単純に上げるだけでは、中央にミートしにくいことが考えられます。

また地域、地域で密集陣形をとられ(クローズいうやつです)、数的優位を作るサッカー相手では、ゾーンで均等に守り、均等に攻めるのでは、密集を作られた場所で数的な不利に陥ってしまうことがある。オランダの英雄・クライフはポジションを守り、均質に広げるサッカーを志向しましたが、現在のおそらくドイツを源流とするプレスサッカーは、ある地域を制圧する、ボールホルダーを抑え込むことなどで全体を無力化することを志向しているようです。

守備では流動的に変化する陣形を使うし、プレスで強く選手にアタックしてきます(ゲーゲン・プレスですね)。

プレスを掻い潜って密集がないオープンなスペース、オープンな選手に繋げられればチャンスは作れるのですが、口で言うほど簡単なことではないと思います。横に5人広がる5バックのような陣形と3人のDHがいれば、横からのクロス攻撃は、ブロックに跳ね返されることが多く、チャンスにつながらないと思います。

ではどうすればいいのか?

ここからは、ユーベだけではなく、東京Vに向けても書いているつもりです。ヴェルディの攻撃は強いですが、崩していくために、更なる工夫をするにはどうすればいいのか、またユーベのような守備の強さを得るためにはどうすればいいのか?ということです。

一つは、動くことかな、と思います。ドリブルや、スプリントで、相手のブロックの中に入っていくことです。クロスも、ポイントで合わせるのではなく、スペースに入っていく選手がミートするパターンを混ぜることが必要なのかもしれません。

そして、もう一つは、スラすことかな、と思います。パスを違う方向へ飛ばす、パスコースをワンタッチ、ダイレクトプレーで、スペースなり、相手の背後なりに入れてやるパターンを混ぜてみることです。

攻撃ではないですが、ユーベのDFを見てみると、信じられないような足が出てきます。相手のパス・シュートに対しても、体を崩しながらゴールの外方向へ弾き出したりするし、パスをずらして、相手の攻撃を遅らせたり、相手に悪いポジションを取らせることがあります。これは経験から来る予測と、体を残せる体幹の強さなどがあるのだと思いますが、結局はDFとしての足の技術、ドリブルと同じように、DFのクリア能力、ドリブル対応能力という技術があるということにつながると思います。

東京Vではパスコースを消すポジションを取ることが稀に見られますが、その際には、ユーベのように、相手のモーションから、パスカットは無理でも、前なり、ずらすなりして、相手の攻撃を遅らせたり、相手の攻撃の意図を外す守備というのもあるのではないか、とまず一つ感じたことを提案しておきます。

さて、横道に入りました。

話に戻ると、攻撃として、ユーベとしてはポストというか、パスを前方向へずらす攻めをしてはどうか、ということです。ダイレクトで前にはたくプレーというべきでしょうか。

サイド攻撃はこのままにする。またはサイドからのクロスにアクセントを加えるのも一つとして、縦や、斜めにパスを入れられるパサーがいる(アルトゥールなど)のだから、縦パス、やや斜めのパスを受け手はトラップして止めるのではなく、またバックパスを使うのでもなく、ダイレクトで前方へ蹴ってはどうか、もしくは味方のポジションを読んでダイレクトで前に選手を前に出すパスを通してはどうか、ということです。

これは東京Vにも提案として言っています。

ポストがずらしてMFの背後に選手が潜り込むようなパスを出せば、あとはDFとの1対1になります、モラタ、キーン、そしてディバラ、1対1をさせても、スピードに乗らせても怖い選手ばかりです(ヴェルディも攻撃力高い選手が多いと書いておきます)。

ヴラホビッチについてはよく知りませんが、ポストとして連携の中でも点を取ることもできる選手だと見ています。

MFの背後でなく、DFの背後ならなおさらいいです。バイタルに入るか、GKの前に入るかはありますが、チャンスにつながる、これもある種の「ポストプレー」というんですかね、空中戦ではないですが、地上戦でのダイレクトパスでのポストを使うということでしょうか、腰以下くらいの浮き球で試してみてもいいし、相手を崩すのに、背後にずらすパスを研究してほしいと思います。ユーベ、東京Vともですが、現時点で攻撃のテンポのスピードがやや遅いユーベの方により必要かとは思います。

スピードに乗ったプレーというのはミスが出ます、それに対し、タッチの、ボールコントロールでオープン・スペースを繋いでいくようなサッカーを、サイド攻撃に加えたもう一つのパターンとして一つ織り込んではどうか、という提案です。

潜り込んでからクロスでもいいですし、戻して2列目のシュートとか、色々考えられますが、次の提案は置いておきます。

まとめます。

1、動いてクロス、パスに合わせること。2、地上戦でのプレーとして、ポストが背後にダイレクトでスラすプレーを織り込むこと、そのパスでスペースなりMF、DFの背後に潜り込むこと。あと戻しのクロスとか、クロスのバリエーションとか考えようとしましたが置いておきました。

あと余談として最後に、自分は移籍が嫌いです。選手が移籍してしまうと、がっかりして元気がなくなります。ディバラなど、今季のスカッドには、減棒なりがあっても、残ってほしい、と、切に願っています。そして、頑張ってほしい。

ユーベはドライなんですかね、ウェットなとこもあると思うのですが…。

ユーベのヴェネツィアとの試合、後半見てが主ですが、の感想からの、今後への、東京Vと併せた、提案でした。

僕は素人なので、あまりめくじらを立てないでください。

面白かったかは自信がありません、もし、すき?いいね?などしていただけたら喜びます。そして、ここまで読んでくださったのなら、ありがとう。


気軽に行きます、がんばります。