見出し画像

アロマオイルの使い方

 アロマオイルという、植物から抽出した香料があります。

 今回はこのアロマオイルの様々な使い方について簡単に書いていきます。

1.部屋に漂わせて香りをかぐ


 一番有名な使い方ですね。何らかの方法でオイルをゆっくり揮発させます。一般的にはディフューザーというものを使います。(ほかにも)
 一言でディフューザーといっても大きく分けて4種類くらいあります。  
  
(1)リードディフューザ―
 電気も熱も使わないディフューザーです。
 アロマオイルをアルコールやグリセリンの入った液体に加え、そこに竹串のようなものを指すことでゆっくりと揮発させていきます。
 自分で作ることもできる手軽さがありますが、一度使うと液体がなくなるまで同じ香りのモノを置いておくということになります。(瓶に入れてしまっておくという方法もありそうですが…)
 自分は実はほとんど使ったことがありません。

(2)アロマランプ
 火を使います。
 水の中にアロマオイルを少々落とし、その下からろうそくなどで火をかけることで加熱し、水分を蒸発させながら揮発させます。たいていそれ専用のろうそくがあります。
 実は自分が最初にやった方法がこれだったりします。
 非常におしゃれではありますが、当然火を使うので注意が必要です。

(3)加湿器型アロマディフューザー
 水をいれてその中にアロマオイルを少々落とし、電気で加熱して加湿します。特に冬の時期は便利です。
 多少場所をとるのと、水を使うのでこぼした時が面倒などの欠点はありますが、その日の気分でオイルの組み合わせを変えることもできます。
 今自分が使っているメインのオイルはこれです。

(4)加湿器なしのアロマディフューザー
 瓶にアロマオイルをいれ、それを機械にセットしてつかいます。
 水を使う加湿器型に比べてコンパクトですが、香りを変えるには便を入れ替える必要があります。
 使いやすく見えますが、サイズの合う瓶をそろえないと意外と使いづらかったりします。

2.何かにしみこませて香りをかぐ

 綿棒や石膏アロマオイルをしみこませたり、アロマオイルと水を混ぜたものをタオルにしみこませて使ったりします。
 携帯できるのでどこかにもっていって香りをかぐことができます。
 気分が落ち込んだ時などに一瞬で気持ちを整えなおすのに便利です。
 ただし、1の方法よりもアロマオイルの品質にこだわる必要があります。
 また、アロマオイルを高濃度でアルコールに混ぜることで香水を作ることもできます。

3.肌に触れさせて体をケアする

 アロマ石鹸を作ったり、キャリアオイルといわれる植物油と混ぜてマッサージをしたりして使います。バスオイルという水にも油にも溶けるオイルを使って入浴剤にすることもできます。
 気分を変える効果だけではなく、肌のケアや筋肉のケアなどにも使えますが、結構作るのが手間だったりします。
 ちなみにアルコールなどを使って化粧水を作ることもできます。市販で買うよりもよほど安くて品質が良かったりします。

4.軟膏として使う

 キャリアオイルなどを使って軟膏を作り、ネイルケアやメンソレータムのような使い方をすることができます。
 傷のケアなどに使うこともできます。

5.スプレーなどのホームケアに使う

 アルコール・水にアロマオイルを少し入れ、掃除などの時に部屋全体にスプレーすることで空気をある程度浄化できたりします。比較的軽めの香りを使ったりします。

6.柔軟剤を作る

 意外なところでは柔軟剤の香りづけに使うことができます。
 水・クエン酸・グリセリンにアロマオイルを少し混ぜるといい香りづけになります。

7.口に入れる

 めったにやりませんが、口に入れられるようにしたものを使うことはごくまれにあります。
 錠剤になっていたり、料理に加えたりします。
 ただし、適当に売っているアロマオイルでやってはいけません。十分な知識なしでは「危険」です。また、「口に入れる」必要性がある場合はあまり多くありません。

 以上、大まかな「アロマオイルの使い方」をまとめてみました。
 次回以降、アロマオイルの使い方・注意点・精油の選び方などを書いていきたいと思います。