第60回金鯱賞 GII

🍟診断

金鯱賞は残念ながら🍟診断期間ギリギリの
12月9日中日新聞杯と
12月10日オリオンステークスしか
診断対象になく、この中日新聞杯の🍟持ちは
7 ヤマニンサルバム
と
12 ハヤヤッコ
は同列の🍟持ち

オリオンステークスの🍟持ちは
5 ブレイヴロッカー
反転候補はその0.1秒約半馬身差2着の
11 エアサージュ
が反転候補となる。
5 ブレイヴロッカーは今現在（19時）
13頭立て10人気
11 エアサージュは13頭中6人気
と着に関係なく人気の逆転現象

■傾向対策

人気傾向
1人気【5-1-1-0】
2人気【1-1-1-4】
3人気【0-1-0-6】
4人気～6人気【0-1-4-16】
7人気～【1-3-1-38】
春のGⅠに向けたステップレースらしく、
1人気の実力馬がその人気に応える
レース傾向にある。
その代わり、2人気以下に多少の波乱要素を
含む傾向もある。

脚質傾向
逃げ【2-3-1-1】
先行【2-2-2-19】
好位【2-2-4-17】
差し追込み【1-0-0-27】
まぁ開幕週の2日目で
馬場もきれいな馬場じゃから
逃げ先行有利で中々止まらない
といった感じ。
あまりにペースが速いと後ろからでも
届く直線だが、
平均ペースで流れればうまく粘れる
感じの馬場状態ではある。

枠順傾向
1枠【1-1-1-5】
2枠【0-0-0-8】
3枠【2-0-0-6】
4枠【0-1-2-7】
5枠【2-0-2-8】
6枠【0-1-1-10】
7枠【0-3-0-10】
8枠【2-1-1-10】
勝率で言えば内枠、
着内率からすると若干低い枠もあるが、
それほど大きな差はない。

前走着順傾向
1着【1-0-3-5】
2着【0-0-0-7】
3着【0-1-0-7】
4着～5着【2-2-1-6】
6着～【0-0-1-23】
前走GⅠ以外のレースで6着以下の
成績馬からの勝ち馬は無し。

■注目馬評価

4 プログノーシス 牡6 58k
川田 将雅騎乗
中内田 充正厩舎
馬主(有)社台レースホース
生産社台ファーム
12戦6勝、2着2回、3着2回、着外2回
この6勝はすべて将雅君騎乗時のもの
中内田厩舎+将雅君は鉄板級のコンビ。
前走はシャンティンの香港Cで
スローペースの中追い込んで
0.1秒約半馬身差5着は力量がある証。
本番前のステップとしてここを選び、
鞍上が将雅君となると勝負気配は濃いめ。
その本番だがまたシャンティン競馬場へ
遠征し、クイーンエリザベス2世カップGⅠ
を予定しているようなんで結果次第で
は将雅君も香港へ騎乗しに行く予定と
思われる。鉄砲も問題なく、
短期放牧後の今回も狙える1頭。

3 ドゥレッツァ 牡4 59k
C.ルメール騎乗
尾関 知人厩舎
馬主(有)キャロットファーム
生産ノーザンファーム
菊花賞は圧巻の0.6秒差約3馬身突き放しての
優勝で、地力の高さを証明したレース。
距離が持つことで、本番は春天を見据えている。
この馬自体大体出走ペースが決まっていて
約2か月ごとにレースを使っている。
順当であれば前走の菊花賞後、
年明け京都記念を使う予定も、
やはり、3歳菊花賞の疲れは相当なもので
菊花賞を使った後の馬は疲労回復させるのに
手間取る傾向があるのは例年の通り。
3 ドゥレッツァも例外ではなかった感じか。
ようやく始動できるのがここまでずれ込んできた。
春天までの間隔がその分詰まってしまったのは
致し方ない。本命が春天なら、
斤量59kを背負ってわざわざ過酷なレース運びを
するよりも、ここは叩いて春天に備えると
考えるのが妥当。
地力は相当あるように思えるので、
能力で好走する可能性もある。

9 ノッキングポイント 牡4 57 k
戸崎 圭太騎乗
木村 哲也厩舎
馬主(有)サンデーレーシング
生産ノーザンファーム
関西競馬場へ遠征する戸崎君も
主戦場は関東（東京・中山）で
上位スター騎手（戸崎君もまぁそうじゃけどｗ）
が不在の時の稼ぎ時とばかり、関東競馬場で
勝ち星量産するのが戸崎君じゃが、
ルメさん将雅君もいる中京、しかも
テン乗りの9 ノッキングポイント騎乗
日曜は10鞍騎乗で
騎乗経験があるのは
6Rロフティーイデアル
10Rアイアムユウシュン
の2頭だけ、あとは全部テン乗り。
目的は騎乗経験のある2頭のためというよりも、
賞金の高いここが目的と考えるのが普通。
主戦の北村 宏君を下すのは休み明け（土曜復帰）
も、実力主義のクラブオーナーらしい乗り替わり。
この先を考えると、賞金を加算していないと
使えるレースが限られてくるというのも
あるかもしれない。

11 エアサージュ 牡6 57k
池添 謙一騎乗
池添 学厩舎
馬主(株)ラッキーフィールド
生産Winchester Farm
弟の学調教師の馬に兄の謙一君が騎乗
するには勝負度合いがある程度高くないと
騎乗してこない。1週前追切に謙一君が騎乗して
行ける感触をつかんだのかどうか。
5走前にダートショックを使ってから
その後3戦はすべて連対している。
中京はデビュー戦を使って勝ちあがっているんで
馬場は問題ないだろう。

7 ヤマニンサルバム 牡5 57k
三浦 皇成騎乗
中村 直也厩舎
馬主土井 肇
生産錦岡牧場
前走の中日新聞杯は差し有利の馬場で
一旦下げるも【通過順3-5-4】先行して
0.1秒約半馬身差で勝ち切る割合強い競馬、
この馬、中京巧者といってもいいほど
中京の馬場と相性がいい、
過去6戦して【5-0-0-1】
内中京2000Mは3戦3勝、
2000M戦だけ絞っても、9戦して
【4-0-1-4】と大崩れが無い。
去年の金鯱賞は7着敗退しているが
重賞は未勝利未連対と不安材料があるも、
ここ2戦の勝ち切りは馬に力が付いてきている
可能性もある。

【追記】朝一オッズ解析

■総合数値違和感
7 ヤマニンサルバム
■総合数値逆違和感
12 ハヤヤッコ※若干弱い
10 アラタ※若干弱い
■軸候補
7 ヤマニンサルバム
9 ノッキングポイント
■相手
10 アラタ
12 ハヤヤッコ
11 エアサージュ
6 ヨーホーレイク
4 プログノーシス
1 シーズンリッチ
3 ドゥレッツァ

■見解

上位人気を脅かしそうな単勝偏差に
反応は無い。が、1人気2人気の馬
3 ドゥレッツァ
4 プログノーシス
に総合数値の移動が無いということは
この1人気2人気の2頭の
着内期待値が高い可能性がある。
かといって、この2頭から馬券を組むには
配当期待値を考えると馬券を絞るか、
馬単、3連単を買うかとなってくる。
それでも配当はシビア目。
となると、3人気4人気の軸候補
7 ヤマニンサルバム
9 ノッキングポイント
から馬券を組むか、この2頭から
1人気2人気へといった感じとなるだろう。
勝負度合いからすると、
7 ヤマニンサルバム
9 ノッキングポイント
も前馬は中京巧者、後馬はテン乗り戸崎君が
わざわざ騎乗しに中京に遠征してくる、
また後馬は賞金を加算しないとこの後に
使うレースが厳しくなるんで、是が非でも
賞金加算できる上位にねじ込みたい。
それを踏まえると印はこうなる。

■印

◎9 ノッキングポイント
〇7 ヤマニンサルバム
▲3 ドゥレッツァ
★4 プログノーシス
△その他
10 アラタ
12 ハヤヤッコ
11 エアサージュ
6 ヨーホーレイク
1 シーズンリッチ

第58回報知杯フィリーズレビュー GII

🍟診断

こちらも12月10日の阪神JFと
2月3日の春菜賞の2レースが診断対象
阪神JFは診断期間ギリギリも、
GⅠなんで診断としての評価は
高めと判断したい。
その阪神JFの診断で🍟持ちは
1 コラソンビート
反転候補は
6 シカゴスティング
10 ドナベティ
5 カルチャーデイ
となる。

春菜賞の🍟馬は
15 オメガウインク
反転候補が
14 キャンシーエンゼル
となる。

■傾向対策

人気傾向
1人気【1-3-0-6】
2人気【4-3-2-1】
3人気【1-0-0-9】
4人気～6人気【1-0-5-24】
7人気～【4-1-3-97】
明け3歳戦、まだ可能性がありそうな馬が
ねじ込んでくる感じか。

前走人気傾向
1人気【5-0-3-20】
2人気【1-1-2-26】
3人気【1-2-0-11】
4人気【1-1-0-16】
5人気【1-0-3-10】
6人気～【2-5-2-62】

脚質傾向
逃げ【0-1-1-8】
先行【3-2-5-28】
好位【5-5-1-62】
差し追い込み【3-1-3-46】
逃げは苦戦傾向で
先行から差しまでが狙い目。

枠番傾向
1枠【3-0-1-15】
2枠【0-1-0-19】
3枠【4-0-1-15】
4枠【0-2-2-16】
5枠【1-2-2-15】
6枠【1-1-0-18】
7枠【0-3-4-21】
8枠【2-0-0-26】
若干内枠よりか。

キャリア傾向
1戦【0-0-0-5】
2戦【2-1-1-18】
3戦【4-1-1-31】
4戦【2-2-3-29】
5戦【2-3-2-26】
6戦【1-2-2-19】
7戦～【0-0-1-17】
2～5戦以内が割合好走している。

前走クラス傾向
未勝利【2-0-0-11】
1勝【4-2-6-54】
OP【0-0-1-17】
OPL【3-0-0-11】
GⅢ【0-1-0-22】
GⅡ【0-0-0-2】
GⅠ【2-6-3-19】

前走距離傾向
同距離【4-1-3-57】
延長【0-0-2-34】
短縮【7-8-5-54】
延長は不利
短縮でも1800Mからの場合は
【0-0-0-2】と不振

注目馬評価

1 コラソンビート 牝3 55k
横山 武史騎乗
加藤 士津八厩舎
馬主(株)サラブレッドクラブ・ラフィアン
生産ビッグレッドファーム
GⅠでの🍟持ち馬で、軍団系、
軍団系と武史君の相性は悪く無いし
阪神JFGⅠ3着と京王杯2SGⅡ勝ちも
格としては出走馬中上位。
栗東滞在で調教されているが
中間1頓挫あったようで、
今現在は問題ないということで
出走させる方向。
格は上位で一般的な記事からは
良い話しか出てこないが、さてどうか。

6 シカゴスティング 牝3 55k
鮫島 克駿騎乗
庄野 靖志厩舎
馬主辻川 弘氏
生産社台ファーム
前走の逃げは想定外で、
本来は先行好位差し、
前に馬を置いて追走するのがこの馬の
本来の走法、今回は当日のテンションに
注意は必要も、うまくスタートが切れれば
差す競馬をしてきそう。
前走のGⅠもテンションが上がらなければ
好位追走したと思われるが着順が
上がったかといえばどこ迄だろう
といった感じ。
とはいえGⅠで0.8秒約4馬身差なら、
ここでも注意は必要かと思われる。

10 ドナベティ 牝3 55k
坂井 瑠星騎乗
矢作 芳人厩舎
馬主小川 眞査雄氏
生産下屋敷牧場
こちらも阪神JF組で
0.9秒差約4馬身半差の8着
距離は1600Mは長い、
1400Mがギリギリ我慢が利く
距離だろうと言われている。
本番はあまり視野に入れてない
本番の桜花賞は1600Mだから
この馬にとっては長い。
であれば適距離に近い
今回は今後の進路を決めるうえで
重要なレースになってくるだろう。

12 ジューンブレア 牝3 55k
武 豊騎乗
武 英智厩舎
馬主吉川 潤氏
生産Diamond Creek Farm
この馬の見直しをしなければならないかも。
前走GⅡを使った馬は【0-0-0-2】の
成績なんだがその前走は望来くんの
下手乗りでスタートをうまく出たのに、
意味の分からない抑え込みで
3番手からの競馬、そのせいで引っかかり
内有利な馬場で外回して差し切れずの
お粗末な騎乗。スムーズに先手を取って
流れるままに内を突けたら
もう少し着順は変わっていただろうと
思われる。

5 カルチャーデイ 牝3 55k
酒井 学騎乗
四位 洋文厩舎
馬主(株)MMSホールディングス
生産松田牧場
この馬も阪神JF組、反転候補で
その阪神JFでは差し有利の馬場で、
先行し、折り合いも欠いていたように
見える。
今回は1400Mに距離短縮で
うまく追走で最後ねじ込んでくる
戦法をとることが予測される。
診断期間は切れてはいるが、
ファンタジーSは0.1秒約半馬身差勝ちで
今走出走している
10 ドナベティ
6 シカゴスティング
14 キャンシーエンゼル
の最先着馬。
枠も有利な内枠で
酒井君もしっかり追えばねじ込んでくる
だろう。

【追記】朝一オッズ解析

単勝偏差4～6人気
9 レディマリオン
5 カルチャーデイ
12 ジューンブレア
総合数値違和感
9 レディマリオン
12 ジューンブレア
総合数値逆違和感
2 ロゼフレア
10 ドナベティ
13 ポエットリー
軸候補
6 シカゴスティング
相手
2 ロゼフレア
5 カルチャーデイ
3 バウンシーステップ
12 ジューンブレア
7 セシリエプラージュ
15 オメガウインク
10 ドナベティ
4 エトヴプレ
9 レディマリオン
11 マーシーラン
1 コラソンビート

■見解

こちらは単勝偏差に反応があり
妙味拾えそうな
4～6人気の3頭
9 レディマリオン
5 カルチャーデイ
12 ジューンブレア
他の数値との連動は
9 レディマリオン
12 ジューンブレア
の2頭で、勝ち切る迄は
どうかといったところ。
9 レディマリオンは距離短縮馬であるが
1800Mからの距離短縮は
【0-0-0-2】と不振。
12 ジューンブレアに関しては
前走GⅡからの参戦で【0-0-0-2】
と不振だが、先に書いた通り、
前走のGⅡ戦は鞍上の下手乗りで
ノーカンでもいいと。
今回鞍上強化と再騎乗で
見直せる馬。
だが、マイナス要素には変わりないんで
主軸と考えるにはどうか？
となるとやはり前走GⅠ組となるか。
阪神JF組は
1 コラソンビート
6 シカゴスティング
10 ドナベティ
5 カルチャーデイ
となると、先行で馬場に合わない
前走16着敗退となった
5 カルチャーデイか、
距離が合わなかった前走よりも
距離の持つ今回がメイチと考える
10 ドナベティ、
テンションの上がりすぎで
暴走した前走、今回は
馬を制御し、好走期待する
6 シカゴスティング。
中々悩ましい選択。
だが、本番前のステップとして
このレースを選んだ馬と、適正で
このレースを選んだ馬となると、
適性でこのレースを選んだ馬
10 ドナベティ
を上位にとりたい。

かなり難しいが印としては

■印

◎10 ドナベティ
〇5 カルチャーデイ
▲6 シカゴスティング
★12 ジューンブレア
△その他

といった感じか。

阪神の方はやっぱ難しい。
結果を楽しみに。

以上！