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BarcelonaでECOが大流行なわけ。


おはようございます。

現在スペインバルセロナ朝10時ちょい前です。

今日の朝ごはんはBiONiSTASというカフェでYorkハムのフランスパンばさみ(あきらかサンドウィッチのパンじゃないためサンドウィッチと認識できないので呼び方わからない。ちなみにカタラン語ではEntrepa、スペイン語じゃBocadillo)とレモンとオレンジのピールティー(ピールなんてお洒落にいうけど皮ですよ。じゃがいもの皮とおなじ皮。KAWA!!)を頼みました。

オーガニックです、オーガニックゥゥウウウ

そもそも私がオーガニック食べ始めたのも旦那が影響なわけで(ちなみにF.C Barcelonaについて詳しくなったのも旦那の影響。けしてサッカーは好きじゃない。)それまで何も気にせずワイン、ビール、ハムにケソ(ゲソじゃないイカじゃない、チーズ)もぐもぐ頬張って幸せに生きていました。

というかバルセロナ住む日本人も日本に住む日本人も大概そう、オーガニックなんか気にしたことない。

だって国産なら大丈夫って"国"がいうんだもん。

中〇とか韓〇とかからきたわけあり商品じゃなきゃ安心して食べちゃう。

そしてオーガニックを愛する今も、わたしは大いに国産の商品活用しまくってます。

日本のクオリティはまだ衰えていないから。

まだねw衰えないことを信じたい。

今まだ元気に頑張って農家や畑を継いでいてくれている日本のおじいちゃんおばあちゃん

(うちも実家じいじばあば農家やってます)のおかげで、美味しいお米たべてます。

でもね。

農薬使わない農家うちも含めて見たことないないんです。

じいじばあば大好きだし、いつも一生懸命作ってくれるお米、いつも美味しくいただいて、

腰もまがってるばあばもみて、もう休んだっていいじゃない、って思いつつ

いつまでもおばあばのお米とお新香たべて生きたいって心から願ってます。

しかしじいじばあばの願いは、美味しいもの栄養あるものたらふく食べて、

孫もそのまた孫も健康に長生きしていってほしいこと。知ってます。

バルセロナから、わたしのためを願っていつも神様の家のお水と葉っぱを新しく変えて

お祈りしてくれてるおばあばを思い出すと、すぐ涙が出てくる。

いい人なんだよ、日本のじいじばあばはどこの家も。

田舎育ちだからか、他人の家の孫でも可愛いがってくれる優しいじいじばあばたちにしかあったことない。

そしてみんな農家やってて、美味しいもの孫に食わせて、お米を売って、孫にお小遣いあげたり、学費の支援したり、欲しいものかってあげて甘やかしたいって

大好きなんです。

ただね、世のじいじばあばたち、

孫に農薬だけは勘弁してくれやあーww

みなさんご存じかと思いますが、いや、それか農薬っていっても

べっつに少量ならいいんじゃねーのって思う方もいますよね。

農薬、わたしたち一般市民、そんなに農薬について詳しくしらない人は

ピンとこないかも。

まず農薬といえば、枯葉剤(これが大半の農家で少量混ぜて使ってるらしい)、もしくは除草剤。

ベトナム戦争でアメリカ軍と南ベトナム軍がばらまいたやつも枯葉剤。

動物実験では催奇性が確認されている代物。

人体実験は行われていないが、実際被害をこうむったベトナムでは今現在でも先天性欠損(生まれた時に体の一部が足りない、または精神的欠損、体の一部を切り落としたい、身体障害を負いたいという欲求を持つ精神的不調)をもつ子供たちが100人に5人の確率で生まれてくる。

もちろんその子供たちは病弱で寿命も短い。

人にばらまくもんじゃない。まして、

人が口にするものに混入していいものじゃない。

次に化学肥料。

EUが野菜に対して設置した硝酸態窒素(化学肥料)の基準値は3000ppm(百万分率)。それを超えた硝酸態窒素の使用された野菜は汚染物質として処理されるよう、とても厳しく管理されています。

しかし、日本にはその基準値がなんとない模様。(農林水産省の馬鹿。)

スーパーのチンゲン菜への化学肥料の使用量がなんと1万6000ppmを超える。

「何倍⁇」

「知らないよ~、だって国産だし、そんなの大丈夫でしょ~」

日本はかつてはたしかに化学物質も使われず、無添加の食材が豊富だったかもしれない。

(つっても日本は地形的に山ばっかで輸入による食材ばっかりだけどね。米はの話。)

でも今、より作業の効率化を追求するようになって、そんな手ノゴマかけて

虫を一匹一匹取り除く作業してる暇あったら農薬ばらまいて栽培したほうが

楽だし早いっていう農家が全体の9割を占める。

さらにAIの発展で、衛星管理される無パイロットのトラクターまで開発されているし、じいじばあばの需要も消えるかもしれない。

さらなる楽を求めて、この先わたしたちの食の安全っていうのは

どんどん消えて行ってしまうのかもしれない。

そう。

もしわたしたちがこのままお馬鹿さんでいたらの話。

事態に気づき、いち早く健康食品(ナチュラル!100%野菜使用!じゃあだめだよ、表示されていないといけない言葉は無添加、要するにオーガニック)に切り替える必要がある。

オーガニック食品は正直、保存剤が使われているスーパーの商品より扱いがすごく難しい。

なんでかっていうと無添加だから、すぐ腐る。自然の腐るスピードは化学肥料を多いに使われたマク〇ナルドのハンバーガーを凌駕する速さで腐る。(マッ〇のバーガーは2年たっても形状を保つ。)

2日後には開けた商品にカビが生えていないか心配になる。

とっても手間暇かかるし、すぐ消費しないといけない。

これを昔の人はどうやって食べてたんだろう、っていつも気になる。

めんどくさいし、しかし貯めこめない。

すべてが楽になったこの時代で育ったゆとり世代のわたしたちには

この面倒な時代の生き方に慣れるのに時間がかかるかもしれない。

でもやらないと。

戦前戦後、苦境を生き抜いたじいじばあばにもできたんだから、

その孫のわたしたちにもできるはず。

わたしたちの孫をわたしたちが快楽を追求するあまり

危険にさらすわけにはいかない。

さらに、オーガニックをとりあつかうヨーロッパでは、リサイクル製品を取り扱うお店もおおい。

旦那の兄弟が経営するオーガニック店でも積極的にペットボトルの使用を排除している。

なぜか?

理由をあまり言葉で説明するのが苦手なわたし、画像で説明したほうが

この記事を読んでくれている人もわかりやすいかもしれない。



プラスチックがもう海を汚染しているのは誰もがしってる。

日本も他人事じゃない。でも知らん顔してるのは・・・日本。

日本のプラスチック消費量はヨーロッパから見ても驚く量。

2018年5月に開催されたSDGsのセミナーでも日本は周回遅れと評され、

プラスチック排出量はおどろきの世界第二位!!

おめでとううううう(*'▽')(*'▽')

じゃねえよばーか。

ゆとりに育ちすぎてこう教育されてきた。

日本は先進国。

日本は進んでる。

日本は環境にやさしい。

嘘ばっかり!!!

わたしの同い年の子はいつも文句たれてる。

スペインはほんっとに遅れてるよなー、技術も医療も

日本はほんとに先進国だから、まじ遅れてる国で住むのって大変だわー

いいえ。遅れてるのはわたしたち。

事実を受け入れて前に進めるものだけが生き残れる。

日本が本当の本当に強い国なら

変われるはず。

本当の本当に思いやりの国なら

変われるはず。

自分と環境を大切に。

そして

周りの人ももちろん大切に。

広めたい。

がんばろうわたしたちユトリ。

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