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きんざい FP1級実技の傾向と対策 アウトプット編

テキスト編にて紹介した問題集に関して、ある程度設例を読み、その答えを覚えたとしましょう。

相談内容や検討すべき問題点は、パターン化していることもあって、ある程度指摘できるようになっていると思います。

では、実際の面接で、その先の具体的な問答が、問題集通りに行われると思いますか。

答えは、NOです。
この点において、実際の試験対策は、この問題集では不十分です。

是非、設例を読んで、問題集の解説を見た後に、noteで実体験レポートを見てみてください。
(実体験レポートは、過去問解説さんの具体的な解説ページにもリンクが張られてています。)

面接官が行う質問は、非常に手短で、シンプルなものです。

FP1級を目指すものであれば知らない人はいないであろう、「せいの先生」もおっしゃっているように、面接官が考えている質問の順番があるため、この質問に対し、一度に多くを語るのは厳禁です(詳しくは先生のyoutubeをご参照ください)。

僕も、質問に対しては、一文、長くとも二文で答えるようにしていました。

そこで、
問題集に記載されたテーマの中で、自分で複数の質問が行われるように分解し、それに対し手短に答える訓練が必要となります。
何を言っているのかわからない方は、実体験を見ていただければ、
具体的なイメージをつかみやすいかと思います。

僕は、先輩方の問答をたくさん寄せ集めて、自作の問答集を作りました。
聞かれるかもしれない質問も、たくさん想像してみました。

実体験を見ると意外と似た質問が複数回出ていることがわかりますし、面接の流れや12分の質問分量をつかむのには最適だと思います。
先輩がつまづいた質問も、どう答えるべきだったか、調べてみると
自ずと理解も深まるようになりました。

このように、実際の質問形式で対策を練ると、自分が覚えていない箇所や知らない箇所も浮き彫りになりやすいので、お勧めです。

(だからと言って、僕の試験ができたとは到底言いづらいです。とくにPART2。説得力に欠けますね。)


さみしい話ですが、僕は試験日の最後の最後まで試験友達がいなかったので、模擬面接はできませんでした。
行ったのは問答集でのイメトレ。
ネットを見ると、積極的に試験友達を作れる方がいっぱいいて、とても心配になりますよね。会社で受けさせられる方たちは、きっと同僚と対策しているんだろうなぁ…等考えると止まらなくなります。
もちろん、当日緊張しないように、模擬面接はとても重要だと思います。

でも、僕のような引っ込み思案なやつでも、先輩の実体験があれば、ある程度対策は練れると思います。
この試験は、メンタルさえ保てれば、きっと大丈夫。
面接官も、とりあえず遅刻しないでくれば何とかなる的なツイートをしていましたし(じゃあなんで2割ほど落ちているんだと聞きたくなりますが…)。

余談ですが…
実際の会場では待ち時間がかなりありますが、大広間の時に見た感じだと
皆さん きんざいの問題集(緑2020と赤2021)や多少のメモ書きを見ている方が多かったです。
僕も本当は問答集を見たかったのですが、なんだか目立ちそうだったので、
小部屋に移るまでは我慢していました。
といっても、面接前なんてとても緊張して、到底頭にはいらないので
きっと問答集を見たとしても意味を成しませんでしたが。

とりあえず、言いたいことは、
問題集を理解しただけで試験対策が完ぺきとはいえないぞ
ってことです。

参考になればうれしいです。



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