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日本最大の三十路の祭典【三十路祭りの楽しみ方①】


10代の頃、20歳になるのが楽しみだった。

だけど不思議なもので。

30歳になるのは、なんか憂鬱だった。

よく「四捨五入したらもう30だよ。」

って言ってたけど、リアルに30歳になってしまった。

30歳になった時、「うわ、ついにきたか!」という気持ちになってしまったが、正直な感想を言おう。

「三十路、たっのしー!!」


さて、ちょっと自己紹介がてら、まじめなことを書きます。

僕は福島県に生まれ、すくすくと元気に育ち、田舎の息苦しさを感じて東京の大学に行き、世間一般でいうとこのちゃんとした社会人にならないで、夢を追ってきた。

もちろん実家には帰らなかった。

親父はザ・役所の人間だったので、僕の夢に対しては超絶反対だったろう。

だけど母親の応援もあり、僕は夢を追った。

人の心が動く瞬間を見るのが好きな僕は、演出家になりたかった。

僕は役者として、演出家として、活動を続けた。

親に胸はって僕の仕事の話をできるようになるまで、実家にはあんまり帰らないつもりでいた。

現に1年に一回、帰るのがいいとこだった。

大学卒業から3年。

忘れもしない2011年3月、東日本大震災が起こり僕の故郷は被災した。

奇しくもその年の1月、僕は、自分の劇団を結成した。

正直そんなことがあって、このまま東京にいるべきかどうか、劇団をやるべきかどうか、死ぬ程悩んだ。

僕の実家は原発から40キロ。

ぎりぎりで避難区域にもならず、メディアで流される放射能ニュースにおびえていた。

実家に帰ると、町が静まり返り、誰も外に出ていなかった。

これは僕の町の小学校の黒板。

避難した村の子たちが書いたもの。

その時僕が思ったのは、「今ここに帰ってきても、無力だ。」

でした。あの時僕がマイケルジャクソンだったらたくさんの人から寄付金を集めて、福島のイメージを変えて、いろんな人に影響を与えることができたのに、僕には何もなかった。


それから僕は、磨いた。走った。走り続けた。

実際どれだけやったか、なんかは他人の評価だからどうでもいいが、成功も感じたこともあったし、もの凄い失敗もした。

親にも迷惑をかけたし、大好きな人を傷つけた。

だけど、どんな時も、そばに誰かがいてくれた。

もちろんそれは親でも、友達でも、彼女でも、または見ず知らずのおっさんでも。

誰かは味方でいてれた。

そして成功も失敗も知り、社会を自分なりに知り自分を知った僕は29歳にして僕は「いまだ!」と思って地元福島に帰った。

これから僕は全力で福島を盛り上げていく。

もちろん、世界は広く持ってる。

今クリエイティブディレクターという肩書きを持ってるが、演出家であってプロデューサーでもある。

田舎に引っ込んだら面白い事できないんじゃないの?

みたいなコトは耳にタコができるぐらい言われた。

だけど、そんなの気にしないし、都会と田舎、距離は全く関係ないと思えた。

大事なのは、考え方だ。

僕は大学を卒業してから30歳になるまでに、その考え方ができるようになったことは、とてつもない財産だと思っている。

そんな経験をたくさんして、僕は今30歳。

簡単ではあるけどそれが僕のストーリー。

人には人のストーリーが絶対ある。

誰もがいろんな経験をして、年をとる。

話を戻す。

20歳の成人式の時、“大人になる”という実感はなかった。

そこから10年、30歳で僕は本当の大人を意識した。

ここから本題となるが、昨年僕の1つ上の先輩方(見ず知らず)がすんばらしいフェスティバルを開いた。

日本最大の三十路の祭典「三十路祭り1985-1986」

まずは動画をチェック!

昨年の開催の様子。


なんと初開催にして日本中の三十路に話題になり、当日、横浜大桟橋ホールには1000人の同い年が集まったそうな。

そしてそれは受け継がれ、今年。

1986年4月2日〜1987年4月1日生まれの30歳を集めます。

会場は、東京ビッグサイト。

参加人数目標は、3000人。

世界中を見ても、「30歳」というくくりだけで見ず知らずの3000人が一同に介すイベントはないんじゃないだろうか。

三十路祭り公式サイトはこちら

フェス?パーティー?交流会?

コンテンツがありすぎて、ごっちゃごちゃになるかと思いますが、ほんとにそんな大イベント。

エリアは大きく5つに分けられます。

①メインステージ(MCや映像、ライブなどを楽しめるエリア)

②フリースペースエリア(ドリンク協賛のブースや、ライブペイント、占い、等のブースがでるエリア)

③カウンターエリア(仕事の相談ブースや飲食スペース、マルシェなどが楽しめるエリア)

④芝生エリア(キッズスペース、フォトスポット、ヨガが楽しめる参加型のエリア)

⑤ブースエリア(フォトブースや恋愛ブースなど楽しめるエリア)

僕は今回、メインステージでの演出を担当することになり、今から当日に向けてワクワクがとまりません。なんでかというと理由は二つあって、まずはこのコンテンツラインナップの豪華さ。

そして何より、タメ年が集まってタメ年のためだけに知恵を絞ってるイベントということ。

たぶんこの先、僕はイベントを作り続けるんだろうけど、30歳のこの時に、この思いで、この仲間でできるイベントはたぶん生まれ変わってもパラレルワールドに行ったとしてもないだろう。

みんなが一瞬一秒を大事にしてる。

そんなイベント。

そこで僕はちょっと中身を考えるのに携わってる人間として、このイベント、どんなんなの?どう楽しんだら良いの?っていうのを書いていこうと思います。ぜひご覧あれ。

パート1です!

①テーマは「つながり」

②服装は自由!

自分が最も輝ける服で来て下さいな。

③持ちものは特になし!

強いて言うなら名刺とか?あったら仕事がつながるかもね!


メインMCは同じ86世代のハライチの二人。

M1グランプリ2016決勝にも出場した彼らが、当日会場を盛り上げてくれます!

LIVEを盛り上げるのはヤナキクの二人。

もちろん86世代。

アメリカ(サンフランシスコ)「J-POP SUMMIT FESTIVAL2014・2015」2年連続出演・ロンドン「HYPER JAPAN 2014 」・インドネシア「Japanese Film Festival 」

などなど海外で行われる日本文化を発信するイベントなどにジャパニーズカルチャーの愉しさを世界に届けるべく勢力的に出演しているPOPガールズデュオなんです!みんながっつり盛り上がって下さいね!

「おいおい、そんなそっこーで盛り上がるの無理だよ恥ずかしいよ。」

っていう人は沢山いると思います。


        安心してください。

会場には、同い年しかいません。

そしてなにより、他のどこにも無いルールとして

④「敬語禁止」

が掲げられてます。

その上、会場には、そんな引っ込み思案なシャイボーイ・シャイガールのために

“縁を結んでくれる人たち”

がいるとかいないとか。

まあ、人それぞれ特性があるわけだから、コミュニケーション力がある方は積極的に同い年を繫げてって欲しいなって思います。

そしてこのイベントの目標は、

         ⑤【3000人で乾杯】

これって、文字だけでみたら簡単かもしれないけど、実際考えると本当にすごい事だと思う。

見ず知らずの同い年が3000人も集まって、そんで乾杯って、すごくないか??

世界中見渡しても、初なんじゃないかって思う。

しかも有名ビールの協賛があるみたいで、みんなでカシュってやって乾杯して、グイっと飲めるって、気持ちいいだろうな〜

乾杯が終わったら、あとはみんな好きに過ごしてOK!

会場には上にあげたように、いろんなエリアがあっていろんなブースがあるから、全部回ってみるもよし、ガッツリ仲間作っちゃうのもよし、恋しちゃったって、いいんです。

僕のおすすめは、元歌舞伎町のホストがプロデュースする、“三十路コン”ブース

女性3000人の恋愛話を聞いてきた元ホストが、男女おかまいなしにつながりを作ってくれるよ!

お腹がすいたらフードスペースもあるし、ちょっと運動出来るアトラクションもあったり、地方出身者を繫げるうれしいエリアもありおのぼりさんな僕でも安心!

あ、あともうパパママになってる同い年のために、キッズスペースもあるみたい!

子どもと一緒に楽しめる!

まじでテーマパーク?じゃないのって感じです。

この空間を、せっかくきたからいる人みんなで共有したい。

去年の第一回、1000人以上の三十路が参加して、沢山の出会いがあったそうです。

きっと中には、自分の人生に影響を与えるような出会いをした人も多いんじゃないかと思います。

NAVERまとめにものってるよ

僕はこの日、単なるイベントではないと思ってる。

去年よりも遥かに規模が大きく、知恵を出し合う同い年が、同い年を集める事で新しい何かが生まれて、これからの未来に繋がっていく。

こっぱずかしいけど、同い年しかいないんだから、みんな最高に仲良くなって、これからの自分の人生に大きな影響を与える出会いをしようじゃないか。

これからも僕らはいろんな出会いと別れを繰り返しおじいちゃんおばあちゃんになっていくわけだけども、そんな人生の1日に、この二度とこない1日を刻み込んでもいいんじゃないか。


この空の下 同じ星見上げて 悩む僕らは

夢を握ったまま 泣き笑い支え合い 信じてく

                      By ロードオブメジャー

1月29日は、日本で一番30歳が輝く日。

みんなでお祝いしましょう!

僕の思いとしては、単純にみんなすげー楽しんで欲しい。です!

次回は、

「三十路祭りの楽しみ方②コンテンツ編」

書きます!

それではアリーデヴェルチ!(さよならだ)


三十路祭り公式サイト










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