見出し画像

Googleレンズ恐るべし。

パソコンを使うようになったのがWindows95の終わり頃。まだUSBケーブルじゃなくてシリアルポートとSCSIカードで接続していた頃でした。

Windows98になってしばらくしてスキャナの存在を知って。これが欲しかった。膨大なスクラップ記事を整理したかったんです。購入しましたけど整理は諦めました(苦笑)。

何度か買い換えましたあと、ある時期からはプリンタが複合機になったのでさらに便利になりました。

そして。スマホが登場してしばらくしてからはもはやその複合機のスキャナさえ使うことなくスキャン作業が完結するようになりました。

記事をそのまま写真で保存する分にはどれでもいいんだけど、資料作りのためなどでテキスト部分を抽出したい時があります。ずっと使って来たのはgenius scanというアプリ。これは写真撮るとpdfができてこれをGoogleドライブに上げてGoogleドキュメントで開けるとOCRでテキストが抽出できる。もう10年くらいは使ってる気がします。これはこれですごく便利なアプリです。

活字の抽出はこれで何のストレスもないんだけど、手書きのテキストではうまくいかず、こういうのは無理だと思っていました。が!!恥ずかしながら全く知らなかったアプリが!

まあ知ってる人には何を今頃言ってんだ的な感じだと思うんですが、Googleレンズ、これすごすぎます!手書きのテキストをとても高い精度で読み取ることができる。さらに下手くそな字やクセ字にも負けない強さがある(笑)。めちゃくちゃ驚きました。

もともと?Googleレンズって検索用って聞いていた気がして、そういうことに使えるって知らなかったんです。

この検索窓の右側にあるマイクの右隣の四角いレンズの?マーク、これをタップするとGoogleの検索モードに進んで、写真からテキスト部分を抜き出すことができます。たとえば

この写真をそのウインドウに入れて「宿題」モードで開けると選択枠が出てくるので下のようにテキストの部分を選択してコピーを押すと青くマーカーされ、

見ると写真の下に抽出されたテキストが!「り2度目の日本一午後9:44」なんとテレビの時計の小さい字まで拾っているんです。すごくないですか?

写真はその場で撮ってもライブラリから貼り付けてもどちらでもできます。

正直ここまでとは全く予想していなかったのでびっくり。いわゆるOCRですけど、手書きに反応できるというのはわれわれの業界ではとても便利です。生徒は手書きで作品を作ることがまだ多いですからね。いやーこれじゃタイピストの仕事無くなっちゃいますね。もちろん、クセのある字には完全に反応できるわけではなく、校正の必要はあります。ボキャブラリーと漢字力が必要。しかしそれを除けば圧倒的に量をこなすことができると思います。いやー21世紀恐るべし。おかげで仕事が捗りました^ ^あまりに感心したので思わず書きましたが、もうみなさん知ってることだったら悪しからず。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?