カイシトモヤ

下北沢にあるグラフィックデザイン事務所「room-composite(ルームコンポジット)」代表取締役・アートディレクター。東京造形大学 准教授。主な著書は「たのしごとデザイン論」「HOW TO DESIGN いちばん面白いデザインの教科書」。デザインの言語化好きなクラスタ。

“自分探し” お休み戦略

少し落ち着きましたが、デザイン系学生の就職活動はかなりギリギリまで続きます。4月以降の求人でキャリアをスタートする新既卒学生(変な言い方ですが)も意外といます。就職活動でおなじみの通過儀礼といって思いつくのが「自己分析」。これまで自覚しなかったり、気後れして取り組まなかった「自分とは何か」という、たいそうな命題にぶつかって多くの学生が苦しみます。

そこで一般によく言われるアドバイスとして、自分の

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フリーランス、っていう立場。

SNSやブログを見ると「フリーランス最高!」「なんでフリーランスにならないの?」的な文章を見る機会が多いと最近感じます。私も新卒入社4年弱で退職してフリーになった(現在は法人経営)身ですので、フリーランスの良さや恩恵には預かってきたのですが、猫も杓子もフリーはキャリアのゴール、フリーは勝ち組、という風潮はどうかなと思っています。

下北沢の居酒屋で「俺はサラリーマンには絶対なりたくねえ!」と息巻い

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点を打つこと

ぼくは美術やデザイン系でない大学を出て、デザインの専門学校に進み、美術デザイン系の大学で教員となっている、変わったキャリアのひとです。大学の仕事で全国のデザインに興味のある高校生に会いますが、よく「専門学校と美大って何が違うんですか?」と聞かれます。またセミナーなどでは「専門学校を出たのですが、美術大学の学生に追いつくにはどうすれば良いですか?」ということも。

デザイナーを目指すことにおいて、専

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グラフィックデザイナーになってよかった。

これまで著書以外では、「カイシがグラフィックデザインの教科書を作るブログ。」で文章を書いていたのですが、これからは、noteのプラットフォームでたまに文章を書いていこうと思っています。

ラフに文章を書いていこうと思うので、書籍のように推敲を重ねた形でリリースするつもりはありませんが、お気軽に読んでもらえれば幸いです。

自分は「アートディレクター」という肩書きを看板に掲げて仕事をしていますが、そ

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