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ダサいと激渋は紙一重

3月20日(水)朝10時半すぎ、今月ようやく洗濯にこれた。朝からコインランドリーは大賑わい。全部で6台あるけどそのうち3台が「故障中」。
僕も行ってすぐは埋まってたけど外でタバコ吸ってちょっと待ったらあいたからすかさず投入してまた外でタバコ吸って待ってる。着いた時からすでにおったヌシみたいな爺さんに代わりばんこで別の爺さんが挨拶を交わしていく。「今日は寒いねー」「昼からはまた気温あがるって言っとったでねー」「いや〜でも今日は寒いわ」と。爺さんたちの会話は天気の話か野球の話かパチンコや競馬や競艇のギャンブルの話ばかり。うだつの上がらないボヤキを言いつつもなんだかんだそれなりにぼちぼちやっとるっぽい。それでもそれなりに元気らしい。人生なんてそんなもんだよなぁと思った。


午後のごほうびチ〜ズとCRUDE S.S.!!
てか2020年にBlack Konflikからディスコグラフィー出てたんだね!全然知らんかったー!

今日は3月21日の木曜日。前々から思ってると言うか最近になってようやくそのボヤけた輪郭と言うかニュアンスが自身の中で昇華して理解しつつあることがあって、それは「ダサいと激渋は紙一重」ということ。バンドや曲の良し悪しを決めるのは一瞬の衝動とその爆発力、それとダサさと激渋のミックス。特に重要なのは「ダサさ」。これがなかなか単純に作り出せるものじゃないし掴みきれない。あまりにも感覚的すぎることと“こうだからこう”という具合に計算できる内訳じゃない。バンドや楽曲、またフィジカルなどから醸し出される「なんかくさい」ような異臭のようなもの。一体何からそのエキスが滲み出ているのか、Liveや音源と対峙した時に自身と重ねてみたり答え合わせしてみたり。やってる本人と一部のマニアだけがニヤリとしてしまうような存在でいい。


22日の金曜日の朝。「心配事」は無い方がいい。今以上これ以上の容量はキャパオーバーになっちゃう。メールでのやり取り、連絡事項、やらなきゃいけない事とやるべき事、やっといた方がいい事はやれる時にやれる時にやっておくくらいの感覚で「やれたらやる」くらいでいい。だからずっと「無理しない」ように生きてきた。


ええ〜気づいたらもう3月も終わりそー!今は29の金曜夜!「ボクら」は、技術的にテクニックもあるわけでもないし、カッコよくもないし、芸術とかの感覚もようわからんけど、だったら「くそダサ」を極めるしかない!笑 そう、「ダサいと激渋は紙一重」を現すと、「シャツIN」がわかりやすいかも!ズボンにシャツINって、ひと昔前は大人になってからズボンにINしてたら「ダサい」と言われがちだった。あと「ズボンの裾が足りない」とか。でも今の時代シャツINってかっこいいというか普通にオシャレとして認められてる。ブルージーンズにネルシャツをINした感じが最高にダサくてカッコいい!すなわち激渋!!実際の話じゃなくて、音楽の話。そんな「シャツIN」みたいな音楽をぶちまけたい!見た目の話じゃなくて。


あーもう3月終わって今日から4月〜!昨日もスタジオで今日開けて午前中!ふと思ったのは「汚い音だからカッコいい」は違う!「汚ければOK論」みたいなもんはただの幻覚や理想ということ、か?昨日の練習はいつものスタジオじゃななくてライブハウスが休みだったからそこでやったんだけどエンジニアの人とか知り合いに人とか来て3〜4時間おったけど結局練習一回通しただけであとはずっと喋って終わった。レコーディングの話とかになってノリと勢いでみんなのスマホで録ったりした。話はローファイな話になって楽しかった。そいで今日一夜明けてREENCARNACION聴いて思ったけど、汚い音や録音環境だったり機材だったりミックスダウンの話だったり、、あれこれ試行錯誤してローファイな雰囲気を醸し出してバックグラウンドというか情景なんかが思い描くような音作りとかバンドの色というか個性というか、、でも思ったのは「汚い音にすりゃいい」ってもんじゃないってこと。そんな上っ面な部分じゃなくてもっと内面奥深くのマグマみたいな初期衝動!爆発力さえあれば音がどーこーそんなん関係ないと改めて思った。音源フィジカルもテープやレコード、CDRとか、そんなん重要じゃない。どんだけ「その一瞬」(0.0001秒)に「大爆発」できるかが重要だ!大爆発からの雪崩れ込み!!土砂崩れ!!崩壊!!「ノリと勢い」と言ってしまえばそれまでだけど、そんな軽い言葉じゃない、世界が始まって終わるくらいの大爆発。