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今日も先生が尊い。

久しぶりにジムに行き、太極拳とヨガを先日してきました。

太極拳といっても、休み休みやっておりましてそろそろ6年になります。みんなできれいに並んでやります。ラジオ体操のようです。はじめはどちらに動くのかすらわからなくて、みんなが一斉に振り向くのが怖かったんですがこのところなんとなくわかるようになってきました。先生もかわったけれども、今回の先生もとてもよい先生で短い流れを丁寧に教えていただいているんです。新しく入ってきた人もあっという間に上手になっていきます。

先生に前屈ができないという訴えをしてみました。一目見て先生は唖然……。冗談のように前屈できないのです。(しばらくジムに行っていない間に再び床に手がつかなくなりました。案の定。)少しずつゆるませていくよう、簡単なストレッチを教えていただきました。

さて、次はヨガです。この先生は本当に本当に大好きな先生。小西真奈美っぽい子リスのような外見。にこにことして「もうちょっといけますか?うふふ」という調子でめっちゃきついことをする強者。10近く年上なんですが(笑)そのことを他のジムサイトで知ったときは「年齢詐称。詐欺だ~」と思ったものです。先生の結婚時なんて勝手に失恋のような気分になりましたもん。家に先生がいるって、それだけで幸せじゃないですかい。夫なる男に会ってみたい。

ジムに入会時から、ずっとお世話になっております。レッスン受けると翌日と翌々日はおしりの奥あたりと腹の奥の方が筋肉痛なのですね。よろよろしながら家のなかを歩いていたりします。贅肉が邪魔をして筋肉をほぐすこともできませぬ。でもね、からだが軽くなるのよね。不思議。地味できつい身体のつかいかたレッスンがみっちり。そして、わたしは力尽きジムを後にするのです。

あれだけ美しいのは、やはり毎日のストイックな生活が支えているのであろうということは容易に想像できます。わたしはいつも怠惰な私生活を反省するの。でも、姿を見られることだけでも目の保養~。

ジムというのは「一緒にやっている人がいないから、続かない」なんて言っている人がいたのだけれど。違うレッスン受けていても、なんとなく顔見知りはできるのね。みんな、機嫌良く運動をしているということは共通しているから、ジムで「こんにちは」とあいさつするだけでも、なんとなく「わたしもちょっと運動しよう」という気持ちになります。ジムというところが「ストイックに頑張ろう」というところだと思っていると、続かないんじゃないかな?

好きなレッスンを受ければよいの。それがかわったっていいの。休んだっていいの。休み休みでも、自分の身体のメンテナンスをしていくと、身体は答えてくれるのね。大きな変化じゃなくても、身体はちゃんと、身体の使い方を学んでいく。「嫁」にむりやり車で送られていた高齢のかたが、1年後には、自分で自転車運転して、嫁の買い物している姿なんて感動します。身体を大切にしていくとね、前向きになっていくのね。